【武蔵野S】8年続けて連対圏!シンプルながらも人気薄が激走する「黄金の法則」とは

東京ダート1600mで好走歴の多いタガノビューティー

東京ダート1600mで好走歴の多いタガノビューティー


11月9日(土)に行われる武蔵野S(G3、東京ダ1600m)は、とあるシンプルな法則により読み解くことが可能なレース。実際に、該当馬が8年もの間に渡り連対馬を輩出しているのです。

実際にご覧いただいた方が早いでしょう。ズバリ、このレースは「東京ダ1600m巧者」が狙いです!

●23年
2着タガノビューティー(6人気)
→22年グリーンチャンネルC上がり3位3着
3着レッドルゼル(5人気)
→23年フェブラリーS上がり1位1着

●22年
1着ギルデッドミラー(2人気)
→22年グリーンチャンネルC上がり2位2着

●21年
1着ソリストサンダー(3人気)
→20年武蔵野S上がり2位2着
2着エアスピネル(2人気)
→21年フェブラリーS上がり1位2着
3着オメガレインボー(6人気)
→21年アハルテケS上がり2位1着

●20年
1着サンライズノヴァ(3人気)
→20年フェブラリーS上がり1位3着

●19年
1着ワンダーリーデル(9人気)
→19年アハルテケS上がり1位1着

ここ5年の好走馬を振り返ると、前年度までに「東京ダ1600mのOP戦において上がり1~3位で馬券内」になった馬が計8頭。なおこれ以前を遡っても、18年1着サンライズノヴァ、17年2着サンライズソア、16年1着タガノトネールなどが同様の条件に該当し、人気に関わらず好走しています。

東京ダート1600mは、芝からのスタート、長い直線、JRA唯一のダートマイルコースと、特殊な条件がいくつも重なった舞台。加えてペースが激しくなる上級戦ともなれば、以前に近いレベルのレースで末脚を繰り出していたコース巧者が台頭するのも必然と言えるでしょう。

さて今年、この「黄金の法則」に該当したのは以下の4頭。

ショウナンライシン
→24年グリーンチャンネルC上がり1位1着

タマモロック
→24年グリーンチャンネルC上がり3位2着など

ビヨンドザファザー
→24年アハルテケS上がり1位1着

ペリエール
→24年オアシスS上がり2位2着など

この中でも特に気になるのはショウナンライシンタマモロックの2頭です。開催時期の近いグリーンチャンネルCが東京ダート1400m→1600mに変更された2022年からは好走実績のある馬が2年連続で連対しているとあって、ここを使ってきた馬は今後も要注目。迷ったなら相手候補に入れておくことをオススメします!