【2歳馬情報】あの女王の妹が武豊騎手を背にデビュー！

【阪神ジュベナイルフィリーズ】混戦ムードの原因は「阪神」でも京都開催にあり！難解な牝馬ＧⅠをプロが攻略

提供：重賞トレンドジャッジ

秋の東京開催、京都開催も折り返し地点を過ぎた。毎週のように多くの素質馬たちがデビューしているが、今週も名牝たちの産駒など多くの素質馬、良血馬たちがスタンバイ。厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が紹介していこう。

◆11月16日


●東京芝1400m

ベルアーブル(牝、ビッグアーサー×アグレアーブル、美浦・矢嶋厩舎)
母は3勝。おじエクレアスパークル(6勝)。1週前追い切り(以降も時計は、主に1週前のもの)は、ウッド6F81秒5－11秒8の好タイムをマークしている。

●東京芝1600m(牝馬限定)

インプロペリア(牝、ロードカナロア×パストフォリア、美浦・森一厩舎)
母は4勝。全姉サブライムアンセム(現2勝、フィリーズレビュー勝ち馬。※現役馬の成績は11月8日現在、以降同)、おじコディーノ(重賞2勝)、おばチェッキーノ(フローラS勝ち馬)、いとこチェルヴィニア(現4勝、GⅠ2勝)。追い切りはウッド5F66秒7－11秒2。終いの時計を大きく詰め、上昇がうかがえる。

キアラメンテ(牝、ドゥラメンテ×レオパルディナ、美浦・鹿戸厩舎)
母は2勝(小倉2歳S2着)。追い切りはウッド5F68秒5－11秒8の時計が出ている。鞍上はマーカンド騎手の予定。

●京都芝1400m

ブラックソンソルト(牝、アドマイヤマーズ×ライラックスアンドレース、栗東・松永幹厩舎)
半姉ラッキーライラック(G1を4勝)。追い切りは、坂路54秒6－13秒0。｢コンパクトな体型。父系の血筋から、マイル～スプリント色が濃いタイプ｣と記者の話。鞍上は武豊騎手の予定

●京都ダート1800m

イエローブリック(牡、ブリックスアンドモルタル×プライマリーコード、栗東・奥村豊厩舎)
母は1勝。いとこクロノジェネシス、ノームコア。 追い切りはCW6F83秒3－12秒1。鞍上は岩田康騎手の予定。

◆11月17日

●東京芝2000m

ダノンピクチャー(牡、ドゥラメンテ×ファイナルスコア、美浦・田中博厩舎)
近親サトノグランツ(現4勝、重賞2勝)。セレクトセール1億7050万円(税込)。追い切りはウッド6F81秒1－11秒4。｢追い切りのイメージから、スピードや瞬発力というより、スタミナと持久力で勝負するタイプか。素直な性格で、操縦性も高そう｣と記者の話。鞍上はマーカンド騎手の予定。。

サトノパトリオット(牡、レイデオロ×ティファニーズオナー、美浦・木村厩舎)
半兄Greatest Honour(北米G2勝ち馬、G1で3着)、近親カジノドライヴ(北米G2勝ち馬、フェブラリーS2着)。セレクトセール1億3200万円(税込)。追い切りはウッド5F70秒0－12秒0の時計が出ている。

●京都芝1800m

インザスカイ(牡、キタサンブラック×ダイヤモンドディーバ、栗東・友道厩舎)
半姉シャドウディーヴァ(府中牝馬S勝ち馬)、ハウメア(5勝)。セレクトセール1億8700万円(税込)。追い切りはCW6F82秒3－11秒9。まだ目覚めていないイメージだが、この状況で新馬戦から好結果を残せれば、期待度は爆上りだ。

エンスエーニョ(牝、Frankel×ドリームアンドドゥ、栗東・斉藤崇厩舎)
母はフランス1000ギニー勝ち馬。追い切りは終い重点にCW5F69秒6－11秒4。鞍上はCデムーロ騎手の予定。

●福島芝1800m

エイヘンハールト(牡、ブリックスアンドモルタル×リバティハイツ、栗東・高野厩舎)
母は3勝(フィリーズレビュー勝ち馬)。おじキングズパレス(現4勝、重賞2着2回)。追い切りは坂路56秒1－12秒5。鞍上は斎藤新騎手の予定。

ヴィアトル(牝、サトノアラジン×ビートリックスキッド、美浦・上原佑厩舎)
半姉サトノガーネット(中日新聞杯勝ち馬)。ウッド6F82秒5－12秒0と全体時計は上々だ。鞍上は鮫島駿騎手の予定。

レイナサグラーダ(牝、レイデオロ×モアザンセイクリッド、栗東・小栗厩舎)
半兄ドゥレッツァ(現5勝、菊花賞勝ち馬)。CW6F82秒8－12秒2の時計をマークしている。鞍上は亀田騎手の予定。

クラレット(牡、サートゥルナーリア×サンテミリオン、美浦・古賀慎厩舎)
母はオークス勝ち馬。追い切りはウッド5F68秒5－12秒1の時計が出ている。

◆2歳新規入厩

スタードメイソン(牝、ブリックスアンドモルタル×ソウルスターリング、栗東・藤原英厩舎)
母は5勝(オークス、阪神JF勝ち馬)、いとこスターズオンアース(現3勝、オークス、桜花賞勝ち馬)