【チャンピオンズC】5年続けて連対中!昨年12人気2着を生んだ「盲点」から浮上する2頭

今年のフェブラリーSを勝っているペプチドナイル

今年のフェブラリーSを勝っているペプチドナイル


突然ですが、チャンピオンズカップ(G1、中京ダ1800m)は「前走地方レース出走馬」に注目!

該当馬は過去5年で[4-5-1-23]複勝率30.3%のハイアベレージ。好走馬の半数以上を占めているのは要チェックでしょう。

一方で、前走中央のレースから臨んだ馬は同期間[1-0-4-41]複勝率10.9%と振るわず。22年ジュンライトボルトを除いて、多くは連対圏にさえ入れていません。

JRAで行われるダートG1は、フェブラリーSを含めてわずか2戦のみ。砂の一流馬たちは使うべきレースに乏しく、ほとんどがJBCなどの地方交流G1で激突したのち、この場で再び顔を合わせることになりがち。

よって、チャンピオンズC好走馬もほとんどが前走地方で走っていた馬というロジックが成立。毎年のように馬券上位を独占しているのです。

しかし、ここで注意。そんな前走地方組の中でも狙うべきは……なんと、G1で「負けていた馬」なのです!

▼前走地方G1組成績
前走1着 [1-0-0-5]複勝率16.7%
前走2~3着[1-3-0-7]複勝率36.4%
前走4~5着[1-1-0-4]複勝率33.3%
前走6着~ [0-1-1-6]複勝率25.0%

23年2着 ウィルソンテソーロ(12人気)
→前走JBCクラシック5着

22年2着 クラウンプライド(4人気)
→前走JBCクラシック2着

21年1着 テーオーケインズ(1人気)
→前走JBCクラシック4着

20年1着 チュウワウィザード(4人気)
→前走JBCクラシック3着

19年2着 ゴールドドリーム(1人気)
→前走南部杯3着

(※過去5年)

昨年12番人気2着と大穴を開けたウィルソンテソーロはじめ、「前走地方G1で2~5着馬」が5年続けて連対と高い好走率を誇っています。

地方レースの特徴は何と言っても、時計のかかる馬場でタフさが求められること。しかしJRAのダートではスピードの素質も必要になるだけに好走のための適性が異なり、交流G1で後れを取ってしまった馬の巻き返しが目立つのでしょう。

さて、今年「前走地方G1で2~5着」だったのは以下の2頭のみ。

ペプチドナイル
→前走南部杯2着

ミックファイア
→前走南部杯4着

一見、馬柱を眺めただけでは万全の信頼が置きづらい「盲点」から浮上した激走候補。迷ったら連下には入れておくことをオススメします!