【中山金杯】ホウオウビスケッツ大外枠で波乱必至!アンカツが教える「フルゲート17→18頭」変更の影響

大外枠を引いたホウオウビスケッツ

大外枠を引いたホウオウビスケッツ


2024年の予想もヒット連発!各種メディアやYouTubeで活躍中の「アンカツ」こと安藤勝己さんが正月の名物ハンデ重賞、中山金杯(G3、中山芝2000m)を元ジョッキーの視点から鋭く予想します!

☆ポイント☆
  • 「フルゲート17→18頭」の影響

あけましておめでとうございます。2025年も競馬ファンが予想の参考になる話をお届けできるよう精進しますわ。

新年早々、1発目の中山金杯はなかなか波乱含みやね。人気を集めそうな馬が外枠に集中したで、その中でも理想はハナを切りたい⑱ホウオウビスケッツの大外枠は痛恨やろ。

例年、Cコース開催の中山金杯やとフルゲートは通常より1頭少ない17頭なんやが、今年に限っては最初の週だけBコースの関係で18頭や。その分だけ年末の開催で荒れた内ラチ沿いの芝を保護する箇所が少なくなるし、これが逃げ先行馬にどう転ぶか何とも言えん。

ホウオウビスケッツは3走前の函館記念で外目の枠から番手に控えて勝った経験があるとはいえ、(岩田)ヤスナリの騎乗停止で白羽の矢が立ったH.ドイル騎手は積極的な騎乗が売りや。この枠から多少強引に先手を奪いに行くようやと、展開が紛れるかもしれんね。

かと言ってコース替わりの中山で差し・追い込みが決まるかと言えば、そうカンタンに前も止まらん。ある程度のポジションに付けられて、速い流れになっても押し切れる馬の方がエエやろ。

脚質から本命候補になりそうなんが仲良く外目の枠に入った⑮クリスマスパレード、⑰シンリョクカあたりか。どっちも淀みない流れになった2000mの重賞を前付けして勝っとる。最近の中山金杯は24年2着ククナ(8人気)、23年2着クリノプレミアム(7人気)と牝馬が馬券に絡んどるからね。

2頭とも牝馬限定の小倉牝馬S(※)に目もくれず中山金杯に使ってきたで、牡馬相手でも勝ち負けできると思っとるんは間違いない。(※昨年まで実施の愛知杯に替わり新設された小倉芝2000mの牝馬限定ハンデ重賞)

あと牡馬と違って繊細なタイプが目立つ牝馬は馬群の外目で競馬した方が能力を発揮できる場合が多いで、外枠を嫌われて人気を下げるなら馬券的にオイシイと違うか。

G1レース通算22勝の名ジョッキー・アンカツこと安藤勝己さんがズバリ予想!中山金杯は(G3)の最終結論◎○▲は、レース当日1/5(日)13時頃にメルマガで限定公開します!

→<アンカツ予想を無料でゲットする>←

(元JRA騎手)