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【京成杯】中山替わりはむしろ歓迎!キングノジョーが連勝で重賞制覇へ
2025/1/15(水)
10月の新馬戦を快勝したキングノジョー
京成杯
キングノジョー
田中博康調教師
——前走の2歳新馬戦(10/19・東京・芝2000)は1着でした。レース内容を振り返ってください。
田中博調教師(以下、田):まだまだ成長途上の段階での出走でしたが、センスの良さを見せてくれました。前進気勢が強過ぎるのでハナに行く競馬も選択できるくらいでしたが、ジョッキーが上手に控えて教育してくれて、とても学びの大きいレースになりました。
抜け出したあとも手前を頻繁に替えていましたし、まだ芯が入っていない状況であれだけの走りができたのは、ポテンシャルの高さだと思います。
——今回京成杯を選択した意図は。
田:タフな馬なので中山2000の舞台が合いそうだと思いましたし、ひと成長を促して臨めるレース間隔もちょうど良いと思って選びました。
——この中間の過ごし方を教えてください。
田:前走後はノーザンファーム天栄へ放牧に出しました。牧場とも馬の課題を共有して調整してもらって、ここを目標に帰厩しました。体も少しずつ成長しています。
——中間の調整のテーマは。
田:気持ちが先行しやすいところがあるので、走るフォームのバランスを重視しつつ調整しています。今回はコーナーを4回回るコース形態になるので、そこで上手に走れるように追い切り内容を考えて取り組んでいきます。
——調整過程の手応えはいかがですか。
田:まだ課題は解消し切れていない現状ですし、競馬を使いながら今後も付き合っていくものになると思います。ただ気持ちが強いのは良いことでもありますし、その個性を殺さず競馬で良いパフォーマンスを発揮できるように調整していきたいですね。
——現状で先生が感じるこの馬のストロングポイントを教えてください。
田:運動神経の良さとポテンシャルの高さですね。オクテのタイプで本当に良くなるのはもっと先だと思いますし、まだその強みを100パーセント生かせるような心身の状況ではないので、この子の良さを出せるように見極めをしっかりしていきたいです。
——今後の成長を期待しているところは。
田:前向き過ぎるところがウィークポイントだと思いますが、先ほども話したように今後も付き合っていく課題になるので、間違いのないように調整していきたいです。
——中山芝2000という舞台適性への見通しは。
田:前走もあれだけの走りをしているように東京2000が向いていないということではありませんが、中山2000の方がよりパフォーマンスが上がるのではないかと見込んでの出走なので、良い走りを見せてくれるのではないかと期待しています。
——レースへ向けて意気込みをお願いします。
田:セリのときからとても期待されていた馬ですし、厩舎としてもこれほど早い段階からクラシックを意識して、計画的に狙いを定めて使っていくことは開業以来初めてというくらいなので、楽しみを持って送り出せます。結果が伴うように、競馬当日までしっかり調整していきます。
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