【京成杯】馬券は2頭軸でOK!?昨年ダノンデサイル&アーバンシックのワンツーを生んだ激走ポイント

昨年の京成杯を勝ったダノンデサイル

昨年の京成杯を勝ったダノンデサイル


その年のクラシック戦線をうらなう京成杯(G3、中山芝2000m)。昨年は後のダービー馬ダノンデサイルが優勝、2着に同じく後の菊花賞馬アーバンシックが入る豪華ワンツー決着となっただけに、今年も必然的に注目が集まることでしょう。

そんな京成杯は「出走頭数」をチェックすることが非常に重要。具体的に言えば、今年のように14頭もの馬が出走する年は「差し馬」が激アツです!

▼14頭以上で行われた京成杯
逃げ[0-0-0- 6]複勝率0%
先行[2-1-1-18]複勝率18.2%
差し[4-3-3-31]複勝率24.2%
追込[0-2-2-19]複勝率17.4%
(※過去10年のうち6年が対象)

ご覧の通り、差し馬が4勝するなど頭ひとつ抜けた成績。また直線が短く小回りの中山にも関わらず、先行馬と追い込み馬が同程度の複勝率を記録していることも驚きです。

京成杯は先述したコースの特徴も影響し、基本的には前に意識が向きやすいレース。とりわけ多頭数ともなれば3歳戦にしては流れが速くなりやすく、差しや追い込み脚質が有利に働くのだと考えられます。

また、そのような年における狙い目が「前走芝2000m」かつ「4コーナー4番手以下から上がり最速」を掲示した馬。同じ中距離で、一度差し競馬を経験していることが大きなアドバンテージとなります。

▼前走芝2000mかつ4角4番手以下から上がり最速
該当馬[2-1-2-5]複勝率50%

24年1着ダノンデサイル(5人気)
→前走4コーナー10番手から上がり最速4着

24年2着アーバンシック(2人気)
→前走4コーナー7番手から上がり最速1着

22年3着ヴェローナシチー(8人気)
→前走4コーナー4番手から上がり最速1着
など

(※過去10年、14頭以上の京成杯)

昨年ワンツーのクラシック馬2頭をはじめ、半数もの該当馬が人気に関わらず激走。そして今年、同条件に該当するのが以下の2頭です。

キングノジョー
→前走芝2000m、4コーナー6番手から上がり最速1着

マテンロウムーブ
→前走芝2000m、4コーナー6番手から上がり最速1着

昨年のようにワンツー決着があっても何ら不思議ではない素質馬2頭。思い切って馬券は2頭軸で組んでも面白いかもしれません!