【アメリカJCC】激レア出現!「馬券率6割条件」に背いてでも狙いたい爆穴候補

前走福島記念から重賞連勝を狙うアラタ

前走福島記念から重賞連勝を狙うアラタ


1月26日(日)に行われるアメリカジョッキークラブカップ(中山芝2200m)。1着賞金が6000万円を超える格の高いG2とあって今年も多くの有力馬が参戦し、予想を難解にしています。

そんなアメリカJCCですが、実はとあるシンプルな方法で激走候補を絞り出すことが可能。前走が重賞だった馬たちの「着差」に注目してみてください!

▼AJCC「前走着差」別成績
重賞0.0~0.3差負け[3-2-3- 4]複勝率66.7%
重賞0.4差負け~ [1-3-1-31]複勝率13.9%

※比較サンプル
前走G1[2-1-1-15]複勝率21.1%

●24年
1着 チャックネイト(3人気)
→前走AR共和国杯、0秒2差3着
2着 ボッケリーニ(2人気)
→前走チャレンジC、0秒0差2着

●22年
1着 キングオブコージ(3人気)
→前走中日新聞杯、0秒3差5着
3着 ボッケリーニ(4人気)
→前走中日新聞杯、0秒3差4着
など

(※過去5年、前走国内芝レースのみ集計)

まず前提として、過去5年で馬券になった15頭のうち13頭が前走で国内の芝重賞を走っていた馬。このうち「前走勝ち馬と0秒3差以内」の馬を狙った場合の馬券率は非常に高く、6割の大台を超えます。

前走がG1だからと言って大きく後れを取った馬に飛びつくより、たとえ直近がG2やG3戦でも、勝ち馬と接戦を演じた上がり調子の馬を狙った方がより的中へと近づくことができそうです。

さて今年、「前走勝ち馬と0秒3差以内」の条件をクリアしたのは以下の3頭。

・ダノンデサイル
→前走有馬記念、0秒2差3着

・ディープモンスター
→前走チャレンジC、0秒3差2着

・ボーンディスウェイ
→前走中山金杯、0秒3差3着

馬券的には3頭ボックス買いが狙い目も、忘れてはならない馬がもう1頭存在します。前走福島記念を0秒2差で勝利したアラタです!

アラタ
→前走福島記念1着

そもそも近5年では「前走重賞1着馬」の出走サンプルはなく、集計を過去10年まで広げても該当馬は3頭と参戦自体が激レア。かつ成績面を見ても、同じく前走で福島記念を制した15年2着ミトラ(7人気)を含む[0-2-0-1]と上々です。

御年8歳という高齢が嫌われているのか、伏兵級の評価に甘んじているアラタ。馬券は思い切ってこの馬を軸に、先ほど挙がった3頭に流す形で勝負しても面白いかもしれません!