【根岸S】今年は1頭だけ!過去10年の2ケタ人気激走馬すべてに該当した「爆穴パターン」とは

18年根岸Sを差し切ったノンコノユメ

18年根岸Sを差し切ったノンコノユメ


2月2日(日)に行われる根岸ステークス(G3、東京ダ1400m)は、過去10年で1~2人気が[7-4-4-5]複勝率75%と上位支持馬が圧倒的に強いレース。そのため波乱のイメージを持っている方はさほど多くはないでしょう。

しかし、だからと言って早々に諦めては穴党の名がすたるというもの。何とかして穴の傾向を掴めないか……とデータを深堀りしていたところ、人気薄の激走馬たちにとある共通項が浮かび上がってきました。

カギはズバリ「前走距離」にあります!

▼根岸Sで激走した人気薄の一例
21年2着 ワンダーリーデル(10人気)
→前走東京ダ1600m4着

19年3着 クインズサターン(5人気)
→前走中山ダ1800m3着

18年1着 ノンコノユメ(6人気)
→前走中京ダ1800m9着

16年3着 グレープブランデー(10人気)
→前走中京ダ1800m9着

15年3着 アドマイヤロイヤル(15人気)
→前走東京ダ1600m4着

(※過去10年)

過去10年の根岸Sにおいて、5番人気以下で馬券になった馬は計9頭。そのうち実に5頭が「距離短縮馬」で、かつ「ダート1600m以上の重賞で連対実績」を持っていました。加えて、同時期に馬券になった2ケタ人気馬がすべてこのパターンであったことも見逃せないポイントでしょう。

根岸Sはダート短距離~マイル路線の強豪が集まる1戦とあって、例年ハイペースになりがちなレース。好走にはスピードのみならずスタミナも重要で、直近でも長めの距離に挑んでいた実績馬が巻き返しを見せるケースがあるようです。

そして今回、前走から距離を短縮して臨む馬はスレイマンただ1頭のみ!

25年?着 スレイマン
→前走中京ダ1800m16着

さらに同馬は、昨年のプロキオンSとアンタレスSで2着に走っており「ダート1600m以上の重賞で連対実績」も堂々クリア。過去の穴馬たちの再現が期待できる1頭として大注目です!

とはいえ、前走16着立ての最下位に負けた馬を積極的に狙うのは勇気がいるもの。取捨は調教などの状態面も確認しながら慎重に決めていきたいところでしょう。

そこでご紹介したいのが競馬ラボのお送りする『三ツ星穴馬』です!

当コーナーでは「激走データ」「コース適性」などそれぞれのファクターを専門とする編集者が厳選した人気薄をご紹介。中でも調教を分析する「極上仕上げ」から指名された穴馬は、先月の重賞でも怒涛の的中ラッシュを見せています!

【極上仕上げ】激走馬
1月19日 中山11R 京成杯(G3)
ニシノエージェント(11人気) 1着

1月19日 中京11R 日経新春杯(G2)
マイネルエンペラー(7人気) 3着

1月5日 中山11R 中山金杯(G3)
マイネルモーント(7人気) 2着

1月5日 中京11R 京都金杯(G3)
サクラトゥジュール(6人気) 1着


先ほど話に挙がったスレイマンも、追い切りの内容によっては「極上仕上げ」の1頭としてピックアップされる可能性アリ。根岸Sの三ツ星穴馬は土曜18時に無料公開、どうぞこの機会をお見逃しなく!

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