【東京新聞杯】2度目のマイルのブレイディヴェーグがドバイに向け弾みをつける!

2走前の府中牝馬Sを快勝したブレイディヴェーグ

2走前の府中牝馬Sを快勝したブレイディヴェーグ


東京新聞杯
ブレイディヴェーグ
宮田敬介調教師

——前走のマイルチャンピオンシップは4着でした。レース内容を振り返ってください。

宮田調教師(以下、宮):初のマイル、初の京都遠征という条件でしたし、チャレンジの気持ちで挑みました。府中牝馬ステークスからレース間隔があいていないなかでもしっかり仕上げて送り出せましたし、レース後にルメさんから「状態はパーフェクト、良かった」と言ってもらえました。

レース自体は上位馬が外々を回ったなかで2番枠から内を回らされる形になりましたし、勝負どころでも思っていたようなポジションを取れなかったり、厳しい競馬になりました。1番人気の支持に応えることができずファンの皆様には申し訳ないと思いますが、初のマイル挑戦がハイレベルなG1の舞台だったことを考えれば、ブレイディヴェーグにとっては良い挑戦だったといえる内容でした。

——今回東京新聞杯を選択した意図は。

宮:昨年同様、今年も春の大目標はドバイターフと考えています。昨年はエリザベス女王杯後レース間隔をあけてドバイを目指していきましたが、脚元など体質の弱さの影響で調整が難しかったので、今年は国内でレースを使って約2ヶ月くらいでドバイに向かうローテーションで、とオーナーサイドと相談しました。

京都記念なども候補に上がりましたが「マイルでも東京の方が良いと思います」というルメさんの進言も参考にして、ここを選びました。

——この中間の過ごし方を教えてください。前走に続いて2度目のマイル戦ですが、調整のテーマは。

宮:前走後は放牧に出して、ここを目標に帰厩しました。少し体が立派になっているので、徐々にフィットしてくればと思っています。相変わらず体質の弱さがあって、この中間も感冒の影響で2週前を週中にやれないということもありましたが、状態を見極めながらしっかり攻めています。

——1/30(木)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

宮:1/19(日)のウッドでの追い切りが、本当に良い頃と比べてギアの上がりが物足りない印象だったので、1週前は前に馬を置いてしっかり追いかける形で負荷をかけよう、とスタッフと相談しました。今の時計が出にくい馬場で終い11.1を出していますし、ゴール後の1ハロンも勢い良く走ってしっかり負荷をかけられました。

コーナーを逆手前で走っていて、リズムを整えるのに時間がかかるところもありましたが、その辺りは今後修正していければと思います。

——休養期間を挟んで馬の変化を感じるところは。

宮:先ほどお話したように体が立派になっているので、本当に良い頃と比べてまだ動きも少し重苦しい感じはします。1週前でしっかり負荷をかけられましたし、上手くフィットして体のキレが増してくれれば、と思います。

——東京芝1600という舞台適性への見通しは。

宮:この子にとってマイルがベストではありませんし、1800、2000の方が安心して臨めるというのが正直なところですが、これまで東京コースでは実績を残していますからね。この先に目指していくステージの高さを考えると、短い距離だからといって言い訳にはできないと思っています。

——明け5歳初戦を迎えます。レースに向けて意気込みをお願いします。

宮:昨年ドバイへ行けなかった悔しさを、今も感じています。今年こそチャレンジしていきたいですし、尚且つ結果も出したいと厩舎一丸となって取り組んでいます。ここで結果を出して胸を張ってドバイへ向かいたい、と思っています。