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【フェブラリーS】距離を詰めてもいい!ミッキーファイトがG1獲りに挑む
2025/2/19(水)

マイルへ距離短縮しG1奪取を狙うミッキーファイト
フェブラリーS
ミッキーファイト
田中博康調教師
——前走の名古屋大賞典で地方交流重賞勝ちをおさめました。レース内容を振り返ってください。
田中博調教師(以下、田):初めての小回り2000という特殊な舞台で、大型馬なので心配していましたが、上手く対応してくれました。正直今後G1で戦っていくことを考えるとパフォーマンスとしては物足りない部分もありましたが、決して向いているとは言えない舞台で勝ち切ったことは良かったと思います。
——この中間の過ごし方を教えてください。
田:前走後はノーザンファーム天栄へ放牧に出して、レースの約1ヶ月前くらいに帰厩しました。いつも休みを挟むと中身が1度重くなる子ですが、3歳から4歳にかけてまだまだ成長が見込める時期ですし、毎回放牧を経ての成長を感じます。
——中間の調整のテーマは。
田:休ませての緩みから来るものもあると思いますが、筋肉の左右バランスに難しさがあったり、口からトモまでの前後バランスも独特な難しさがある子なので、上手くバランスを整えられるように調整しています。
——調整過程の手応えはいかがですか。
田:これまでも大体レースの1週前、ギリギリのときはレース当該週に「良くなってきたな」という感じになって競馬に臨んできました。今回の1週前追い切りでは、しっかりした動きができるか確認しましたが、概ねやりたいことはできましたし、これでもう1段階上がってくると思います。
——1800〜2000を中心に使われて、今回はデビュー戦以来となる東京マイル参戦です。改めてコース適性についての見通しは。
田:正直、管理している立場としては「微差かもしれないけど右回りの方が走りやすいかな」という感覚ではありますが、ジョッキーは新潟で乗ったときに「右回りと比べて大きく劣る感じはしない」と話していましたし、小回りではなくワンターンのコース形態なので大きなマイナスにはならないと思います。
距離に関しても、距離を延ばした方がいいかと思ってマイルでデビュー後は1800、2000を使ってきましたが、今はそのイメージが変わってきました。これまで2000でも良いレースをしていますが、前走後も「距離を詰めても良さそう」とジョッキーと意見が一致しましたし、久々のマイルで未知の部分はありますが、見立て通りの走りをしてくれるのではないかと期待しています。
——レースへ向けて意気込みをお願いします。
田:明け4歳でまだまだ成長途上の子ですが、マイルで結果を出せれば今後のレース選択肢が広がりますし、G1の舞台で良いパフォーマンスを発揮できれば、先々が更に楽しみになります。ここは大事な一戦になると思って、スタッフ一同気を引き締めて調整していきます。
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