【フェブラリーS】過去10年で5勝!昨年は11番人気1着ペプチドナイル推奨の攻略法

フェブラリーS連覇を狙うペプチドナイル

フェブラリーS連覇を狙うペプチドナイル


突然ですが競馬には距離や条件、レースの施行時期によって「有利な体重」が存在するのをご存知でしょうか?

百聞は一見にしかず。2024年のフェブラリーステークス(G1、東京ダ1600m)では、『過去10年で5勝!超シンプルな激走条件から浮上したワケアリ穴馬』の記事では11番人気ペプチドナイルを推奨。単勝38倍で見事勝利を収めました!

昨年の記事でも強調したとおり、芝よりパワーを要すダート戦では馬体が大きい馬が有利。特に冬場の乾燥した時期に行われるフェブラリーSでは、馬体重500キロ超えの馬が過去10年で8勝をマーク。その中でも「馬体重520キロを超える巨漢馬」が5勝を挙げています。

▼フェブラリーS馬体重別成績
~479 [1-1-1-29]複勝率 9.4%
480~499[1-4-2-31]複勝率18.4%
500~520[3-1-4-32]複勝率20.0%
520~ [5-4-3-36]複勝率25.0%
(※過去10年)

昨年と同じく、関東圏では連日の快晴続きで空気はカラカラ。週末の東京も絶好の競馬日和となる見込みで、パサパサに乾燥したダートを苦にしない巨漢馬有利の馬場となるのはほぼ確実でしょう。

ところが今年は前走の体重を参考すると、馬体重520キロを超えて出走しそうな馬が豊富。上位人気が予想されるエンペラーワケア(538キロ)など合計7頭が該当します。

そこで馬体中520キロ超えで馬券に絡んだ馬の共通点を深掘りしたところ、「前走から距離短縮馬」が[4-3-1-15]複勝率34.8%をマーク。これで前走根岸S(東京ダ1400m)から転戦となるコスタノヴァなどが脱落して5頭に絞れました。

また舞台が乾燥したダートということもあって、好走馬の脚質は「逃げ先行」がベター。22年1着カフェファラオ、24年1着ペプチドナイルなど4勝を挙げており、前走4コーナー1~4番手より後方から競馬をしていたサンライズジパングなどがやや割引となります。

2つのファクターを追加した絞り込みの結果、「前走馬体重520キロ超え×距離短縮×逃げ先行」に該当したのは下記の3頭です。

サンデーファンデー(526キロ)
→前走東海S(中京ダ1800m)1着

ペプチドナイル(528キロ)
→前走チャンピオンズC(中京ダ1800m)5着

ミッキーファイト(555キロ)
→前走名古屋大賞典(名古屋2000m)1着

この中で注目は2024年に11番人気で推奨したペプチドナイルでしょう。昨年は前半3ハロン33秒9という、芝1200m戦に匹敵する超ハイペースを道中4番手追走から押し切り。雄大な馬体から繰り出されるパワーは出色で、冬場の乾燥したダートを味方に連覇を目指します!