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【オーシャンS】逃げるは恥にあらず!「2週目→開幕週変更」で浮上する逃げ上手の熱駒
2025/2/28(金)

昨年のラピスラズリSを快勝したペアポルックス
今年からG1高松宮記念までのレース間隔に余裕を持たせるため、先週の阪急杯と同様にレース開催が1週前倒し。中山開幕週に行われるオーシャンステークス(G3、中山芝1200m)。
しかも2回中山の芝は1月開催で使用しなかった「Aコース」で施行。開幕週の絶好馬場では多少ペースが速くなっても、前へ行った馬はカンタンには止まりません。
ちなみに「中山開幕週の芝1200m×Aコース」という条件は、冬の中山開催1週目に行われるラピスラズリS(L、中山芝1200m)と同じ。同レースでも逃げ馬の活躍が目覚ましく、2022年は7番人気ジャスパージャック、昨年もペアポルックスが鮮やかに逃げ切りました。
ただでさえオーシャンSは逃げ馬有利のレース。4コーナー先頭で回ってきた馬は過去10年で[1-2-2-5]複勝率50%の好成績を残しています。
[1-2-2-5]複勝率50%
22年3着 ビアンフェ(5人気)
21年3着 ビアンフェ(6人気)
19年1着 モズスーパーフレア(1人気)
16年2着 ハクサンムーン(4人気)
15年2着 ハクサンムーン(1人気)
昨年までにおける1週使われた2週目の芝で半数の馬が馬券に絡んでおり、開幕週となった今年は逃げ先行馬が例年にも増して有利となるのは間違いないでしょう!
イチ押しは同条件のラピスラズリSを逃げ切ったペアポルックスです。14着に大敗した前走のシルクロードSは前半3ハロン33秒1のハイペースを道中3番手追走。また当時は稍重馬場にスピードを削がれた感は否めず、開幕週の絶好馬場に替わり巻き返しが期待できます。
爆穴候補としてテイエムスパーダも注目。22年CBC賞、23年セントウルSの重賞2勝は、どちらも開幕週の逃げ切りでした。また今週末で解散する木原厩舎の管理馬なのもポイント。師匠の引退に合わせて米国遠征から一時帰国する富田騎手に導かれ、粘り込みがあっても驚けませんよ!
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