【阪神牝馬S】今回は中身が違う!持ったまま爆速タイムを叩き出した調教特注馬

叩き2戦目で前進を狙うスウィープフィート

叩き2戦目で前進を狙うスウィープフィート


大変身の予感!阪神牝馬ステークス(G2、阪神芝1600m)で、中間の気配から変わり身が見込める『調教ビフォーアフター馬』を紹介します!

その馬とは10ヶ月ぶりの愛知杯で6着に敗れたスウィープフィートです。前走時と今回、調教時計の推移をご覧ください。


前走:愛知杯6着
[当週:栗東坂路(重)]
4F51秒8-1F12秒1(強め)

今回:阪神牝馬Sの中間調整
[当週:栗東坂路(良)]
4F50秒1-1F12秒0(馬なり)

前走時は雨の影響で重、今回は良と馬場状態に差があるとはいえ、今週4/9(水)に出した4F50秒1は栗東坂路の自己ベストを1秒近く更新。今回初コンビを組む横山典騎手が終始持ったままの手応えで爆速タイムを叩き出しました。

参考までに6着に敗れた愛知杯は、夏バテが尾を引きオークス以来の長期休み明け。また24キロ増が示すとおり馬体に余裕があった印象です。

さらにレースでは1000mの距離短縮が響いたのか、スタートで行き脚がつかず4コーナー17番手と苦しい位置取り。それでもメンバー最速の末脚を使って追い込むなど、実力馬の片鱗をのぞかせていたのは要注目でしょう。

今回は24年G2チューリップ賞1着など実績を残す阪神芝1600mに替わります。前走から全ての面で条件が好転するだけでなく、調教の動きから久々を使われた上積みは絶大。得意の舞台で代名詞である大外一気の差し切りに期待です!