【ヴィクトリアマイル】今週は晴れ模様?荒れ模様?ハッピーな馬券を手にする条件はこれ!

G1の舞台で激走を狙うシンリョクカ

G1の舞台で激走を狙うシンリョクカ


ヴィクトリアマイル(G1、東京芝1600m)は昨年のG1競走でも、反響の大きかったレースの1つではないでしょうか。

単勝200倍を超える超人気薄のテンハッピーローズが1着となり、3連単は91万馬券の大波乱決着。鞍上の津村明秀騎手はデビュー21年目にして待望のG1初制覇。人によってはハッピーだったりそうでなかったり……。兎にも角にも印象強いレースだったと記憶しています。

そんなレースから早1年が経過。今年もヴィクトリアマイルは荒れるのか、そうでないのか。過去人気に関するデータから探っていきましょう。

▼人気別着順成績(過去5年)
1~3[2-2-2- 9]複勝率40%
4~6[2-2-3- 8]複勝率46.7%
7~9[0-0-0-15]複勝率0%
10~[1-1-0-36]複勝率5.3%


【参考】▼各年における人気の内訳(過去5年)
24年「14→ 4→1人気」
23年「 4→ 3→1人気」
22年「 4→ 3→6人気」
21年「 1→10→5人気」
20年「 1→ 4→5人気」

大波乱決着となった昨年の印象が強いですが、大きく荒れることは頻繁には起きていません。しかし、過去5年で1度も1~3人気で決着しないことも事実。伏兵や穴馬が割って入る余地は十分あるでしょう。

人気面の傾向を踏まえて今回推奨する条件はズバリ、『先行&前走0.3~0.5差で負けた馬』です!

▼先行&前走0.3~0.5秒差で負けた馬(過去5年)
[1-2-1-3]連対率42.9% 複勝率57.1%

24年2着 フィアスプライド(4人気)
23年2着 ソダシ(3人気)
22年1着 ソダシ(4人気)
22年3着 レシステンシア(6人気)

先週のNHKマイルはスプリント戦に匹敵するハイペースで前にいた馬は着外に沈んでしまいましたが、今週から芝はBコースに変更。内ラチが外に3メートルずらして設置され、荒れた箇所が保護されることで、再び逃げ・先行が有利となるはずです。

さらに狙い馬を絞り込む条件として、前走0.3~0.5秒差で負けた馬をピックアップ。2年続けて連対したソダシを始め、22年3着レシステンシアは前走の高松宮記念6着からの巻き返し。昨年もフィアスプライドが前走の中山牝馬Sで0.4秒差の9着から2着に入りました。

この条件に合致しそうな激走候補がシンリョクカです!

前走の中山牝馬Sは0秒5差の5着。近3走はいずれも外枠であったためスムーズに先行することが出来ませんでしたが、新潟記念は2番手追走から勝利。エリザベス女王杯でも先行し、3着馬とクビ差の4着に粘り込んでいます。

本来の積極策が取れれば一変する可能性を秘めており、大注目の枠順は真ん中の4枠8番と第一関門を突破しました。実は昨年のフィアスプライドも「外枠→内枠」替わりで変身を遂げており、この条件で巻き返してくるシーンも想定しておきたい1頭です。

今年こそはハッピーな馬券を取れるよう、穴馬候補としてシンリョクカをお忘れなく!