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【宝塚記念】勝率100%!2ケタ人気で激走例多数「阪神2200m」で浮上する激アツの1頭
2025/6/15(日)

好舞台でG1制覇を目指すヨーホーレイク
今年の宝塚記念(G1、阪神芝2200m)で馬券のカギに握るのは、例年よりレース日程が2週前倒しとなった影響でしょう。
例年までは梅雨時の最終週を舞台に波乱続出。阪神で行われた2014~23年の過去10年で「8枠」が6勝をマークするなど、荒れた馬場を避けて芝の状態が良い外目に出した馬の活躍が目立つレースでした。
しかし、今年から開催2週目となったことで、8枠有利の“前提条件”が消滅。天候次第ながら例年と比べて極端な外差し馬場になる見込みは低く、好走馬の傾向が変わってくる可能性大でしょう。
そこで注目すべきは『阪神芝2200m』という条件です。
スプリンターやマイラーなどの区分けがあるように、距離が少し違うだけでも必要な適性がガラリと変わるのが競馬。特に直線が356.5mと短い内回りコースを使用する宝塚記念で好走するには、瞬発力よりも持久力や小回り適性が求められます。
事実、阪神で行われた23年は、芝2200mで[0-1-1-0]複勝率100%を誇るスルーセブンシーズが得意の距離に替わり激走。絶対王者イクイノックス相手にクビ差2着まで迫った衝撃の走りは、まだ記憶に新しいところでしょう。
スルーセブンシーズ以外にも宝塚記念では『人気薄の芝2200m巧者』が活躍。参考までに芝2200mは条件戦を中心に年間(2024年)を通してJRAで70レースしか組まれておらず、レア条件で好走実績がある穴馬を探すのが好配当馬券の近道となります。
23年2着 スルーセブンシーズ(10人気)
→芝2200m[0-1-1-0]複勝率100%
20年3着 モズベッロ(12人気)
→2200mで勝利経験あり
18年2着 ワーザー(10人気)
→2200mのG1で2着、G2で1着と2戦2連対
18年3着 ノーブルマーズ(12人気)
→2200mで[2-1-0-2]連対率60%
16年1着 マリアライト(8人気)
→エリザベス女王杯(京都芝2200m)1着
また上記で紹介した穴馬5頭に共通点を深掘りしたところ、『直近2戦で重賞連対or前走ひとケタ着順』という項目が浮上。上半期シーズン終盤に行われる宝塚記念では実績よりも勢いが重要で、直近のレースで結果を残している好調馬が狙い目です。
この厳しい条件を追加することで少なくない馬が脱落。ベラジオオペラ、ロードデルレイ、ドゥレッツァなど有力視されている馬を除くと、下記の3頭まで絞られました。
・チャックネイト(前走日経賞2着)
芝2200m[3-1-2-1]複勝率85.7%
・ヨーホーレイク(2走前京都記念1着)
芝2200m[2-0-0-0]勝率100%
・リビアングラス(2走前京都記念2着)
芝2200m[2-1-1-0]複勝率100%
いずれも人気薄が予想されるとあって馬券に加えておく価値アリ!あえてイチ押しを挙げれば22年日経新春杯、25年京都記念と芝2200m重賞で2戦2勝!前走の大阪杯では大きく出遅れるロスがありながら3着に入ったヨーホーレイクです。
得意条件に戻り、前走の不利を考えれば、人気薄でも馬券の軸として最も信頼できる存在と言えるかもしれません。これ以上ない最高の舞台で、その真価を発揮し悲願のG1タイトルを掴む可能性は十分あるのではないでしょうか!
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