【クイーンS】驚異の馬券率8割弱!札幌の牝馬限定芝1800mで無類の強さを発揮する「北の名伯楽」

上村厩舎馬で春G1の主役だったアルマヴェローチェ

上村厩舎馬で春G1の主役だったアルマヴェローチェ


注目重賞の傾向を各項目に分けて徹底深掘り!

今回は夏の牝馬重賞、クイーンS(G3、札幌芝1800m)の重賞最強データを発表します!

▼札幌芝1800m最強データ(牝馬限定)
【騎手1位】横山武史 [5-4-3-9]
勝率23.8% 複勝率57.1%

【厩舎1位】上村洋行 [3-2-2-2]
勝率33.3% 複勝率77.8%

【血統1位】ゴールドシップ [3-1-2-6]
勝率25% 複勝率50%

(※集計期間22年1/5~先週。参戦の人馬に限る)

騎手部門1位は横山武史騎手。今年の函館リーディングを手にした同騎手は札幌も得意としており、21~23年と3年続けてリーディングに輝いています。

一昨年のクイーンSでは9番人気の伏兵ウインピクシスで2着に好走。昨年騎乗したコンクシェルでは勝ち馬と0.1差5着と接戦を演じました。初コンビを組むクリスマスパレードを勝利へ導くことができるか注目です!

厩舎部門1位は上村洋行調教師。同厩舎は集計期間内に牡馬は出走させておらず、夏に強いとされる牝馬を厳選して札幌に送り込んでいます。その結果、複勝率は驚異の77.8%をマーク!

この中には今年の牝馬クラシックで続けて好走した、昨年の札幌2歳S2着アルマヴェローチェなども含まれております。それだけに牝馬限定重賞のクイーンSでも注視しなければならない厩舎と言えるでしょう。

今回送り出すココナッツブラウンは、とにかく鋭い末脚が持ち味。前走の錦Sを勝ち上がって今回が古馬重賞初挑戦となる1戦で、実績馬相手にどんなレースを見せるのか目が離せません!

血統部門1位はゴールドシップ。母数こそ少ないですが集計期間内に出走した産駒の内、半数が馬券内に入っている得意条件。昨年のクイーンSを勝ったコガネノソラ、一昨年の2着馬ウインピクシスなど、重賞レベルでも結果が出ています。

今回出走するフェアエールングは前々走の小倉牝馬Sで初重賞制覇を成し遂げると、前走の福島牝馬Sでも2着と、牝馬限定重賞で好走を続ける1頭。5戦4連対と得意にしている札幌コースで2つ目の重賞タイトルを狙います!