【アイビスサマーダッシュ】重賞最強データ!夏の名物1000m直線でも適性を見せる俊足血統

千直適性を見せる産駒が多いビッグアーサー

千直適性を見せる産駒が多いビッグアーサー


注目重賞の傾向を各項目に分けて徹底深掘り!

今回は夏の新潟名物レース、アイビスサマーダッシュ(G3、新潟芝1000m)の重賞最強データを発表します!

▼新潟芝1000m最強データ
【騎手1位】菊沢一樹 [6-8-1-44]
勝率10.2% 複勝率25.4%

【厩舎1位】伊藤大士 [2-1-1-24]
勝率7.1% 複勝率14.3%

【血統1位】ビッグアーサー [4-4-1-17]
勝率15.4% 複勝率34.6%

(※集計期間22年1/5~先週。参戦の人馬に限る)

騎手部門1位は菊沢一樹騎手。知る人ぞ知る新潟千直の名手で、特に人気薄での好走が目立ちます。今年においても韋駄天Sで9番人気ながら2着に入ったリバーラや、駿風Sで同じく9番人気で3着に好走したエコロレジーナなどを上位に持ってきました。

今回手綱を握るのは4度目の騎乗となるニシノコニャック。同条件で2勝を挙げている同騎手を鞍上に迎え、格上のメンバーを相手に下剋上を狙います!

厩舎部門1位は伊藤大士調教師。集計期間内での2勝はいずれも今回出走させるニシノコニャックによるもので、その2戦とも7番人気と人気薄での激走を見せました。格上挑戦とはなりますが千直適性を見込んでの参戦なのは間違いなく注意が必要でしょう。

血統部門1位はビッグアーサー。スプリントG1を制した父の能力は芝1000m戦でも高い適性を見せており、34.6%は同条件に出走した産駒の3頭に1頭が馬券に絡んでいる計算になります。

今回出走する産駒はスコーピオンブーケファロスの2頭。先行力があるスコーピオンは芝だけでなくダートの1000m戦など、スプリント戦を数多く走ってきており、同条件の飛翼特別を制しました。

一方のブーケファロスは後方から末脚を伸ばすスタイル。駿風Sを勝利した際も後方から追い込むレースでしたので、恐らく今回も後ろからの強襲策と思われます。

データ上は、いずれも人気以上の走りを見せる可能性を秘めた馬ばかり。この中から、夏の名物レースで波乱を呼ぶ主役が生まれるかもしれません!