【2歳馬情報】セレクトセールで5億8000万円の値が付いた当歳馬の姉などがデビュー！

【セントウルＳ】サマースプリントシリーズは誰の手に？大混戦の様相！

提供：重賞トレンドジャッジ

今週末はG2・札幌記念が開催され、波乱が続く夏競馬も残り3週となっている。その中で、12月の2歳G1から来年のクラシックまで見据えた多くの新馬が初のレースへと向かっていく。今週も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が素質馬を紹介していこう。

◆8月16日

●新潟芝1600m

モンローウォーク(牝、キズナ×アンフィトリテⅡ、美浦・木村厩舎)
母は豪州GⅠ勝ち馬。2週前まではウッド6F85～87秒台秒程度の時計ばかりだったが、1週前の追い切り(以降も時計は、主に1週前のもの)はウッド6F81秒8－11秒6と、デビューが近づき一気にペースを上げてきている。

ミティリーニ(牝、Tapit×ミッドナイトビズー、栗東・高野厩舎)
母は北米GⅠを5勝。2つ下の弟(父イクイノックス)は、今年のセレクトセール・当歳セリ最高価格となる5億8000万円で落札。追い切りは坂路53秒5－12秒0と、特に終いが目立っている。鞍上は北村友騎手の予定。なお同日新潟1400m牝馬限定出走の可能性もある。

●新潟芝1400m(牝馬限定)

トランスマーレ(牝、エピファネイア×ランドオーバーシー、美浦・高柳瑞厩舎)
兄サトノエピック(現2勝、東京ダービー2着)。追い切りはウッド5F67秒8－12秒1の時計が出ている。鞍上は戸崎騎手の予定。

スマッシング(牝、ダノンスマッシュ×ロイヤルスピリッツ、栗東・佐藤悠厩舎)
姉リジル(現4勝)、おばグレイスティアラ(全日本2歳優駿など)。追い切りはCW84秒2－11秒0。8月3日の坂路では終い重点で1F11秒8を出すなど脚力をアピールしている。

ガラベイヤ(牝、アルアイン×モルジアナ、美浦・加藤士厩舎)
母4勝。姉コラリン(2勝)、おじシャケトラ(阪神大賞典など)。追い切りはウッド5F66秒9－11秒4の時計が出ている。

●中京芝1200m

シルバーナイツ(牡、ミッキーアイル×チリーシルバー、栗東・西園正厩舎)
母は3勝。追い切りはCW6F79秒9－11秒3と、全体、終いともに優秀な時計が出ている。鞍上は団野騎手の予定。

◆8月17日

●新潟芝1800m

ラフターラインズ(牝、アルアイン×バンゴール、美浦・小笠厩舎)
母は5勝。おばスタニングローズ(エリザベス女王杯など)。追い切りはウッド5F67秒7－11秒5。2週前にも近い時計を出している。

セントゴーデンス(牡、ロードカナロア×ラッキーダイム、美浦・黒岩厩舎)
おじにMitole、Hot Rod Charlieと北米GⅠ勝ち馬が2頭いる。追い切りはウッド6F83秒1－11秒9。2、3週前にもウッド6F82秒台の時計を出しており、仕上がりは進んでいる。鞍上は三浦騎手の予定。

●中京芝1600m

スウィッチインラヴ(牝、コントレイル×スウィッチインタイム、栗東・矢作厩舎)
母は北米1勝。祖母Switchは北米GⅠ2勝。坂路を中心に時計を出していたが、1週前はCWで6F84秒8－11秒6の時計が出ている。鞍上は坂井騎手の予定。

エスティヴァリス(牝、マインドユアビスケッツ×ロングホットサマー、栗東・高橋康厩舎)
母は北米GⅢ2着。姉ミスボニータ(3勝)。CW6F80秒7－11秒7の好時計をマークしている。鞍上は横山武騎手の予定。

※現役馬の成績は8月8日現在