【中京記念】前回は3番人気で重賞勝利!今回も期待度MAX「バースデー勝負馬」に注目

リベンジの一戦で重賞初制覇を狙うエコロヴァルツ

リベンジの一戦で重賞初制覇を狙うエコロヴァルツ


お誕生日おめでとうございます!

中京記念(G3、芝1600m)で調教師が管理馬に自らのバースデーを祝うべく、勝負仕上げを施したであろう勝負馬を紹介します。

「調教師の誕生日なんて関係ないだろう!」と早合点は禁物。先日のユニコーンSでは、『祝・誕生日!調教師のバースデーに「勝負仕上げ」を施された注目馬』の記事で1着カナルビーグル(3人気)を推奨!

吉村誠之助騎手が騎乗した最終追いでは、栗東ウッドの5ハロン自己ベストを1秒1も更新する65秒7の猛時計をマーク。今年3月に開業したばかりの佐藤悠太調教師は、重賞に管理馬初出走で初重賞制覇の偉業を達成したのは、まだ記憶に新しいところでしょう。

そんな背景もあって競馬ラボ編集部では毎週、重賞出走馬で調教師の誕生日をチェック。空振りの日々が続くなか、カナルビーグルのユニコーンS制覇から3か月半。遂に調教師のバースデー当日、重賞に出走する好調教馬を発見しました!

8月17日(日) 中京7R
中京記念
エコロヴァルツ(牡4)
坂井瑠星騎手・牧浦充徳厩舎

エコロヴァルツを管理する牧浦充徳調教師は、8/17(日)が51歳の誕生日。中山牝馬Sを制しヴィクトリアマイルでも3着に入った珍名馬シランケドを育て上げた個性派トレーナーは、中京記念に期待馬エコロヴァルツを送り込んできました。

これまで重賞勝ちこそ無いながら中山記念2着、セントライト記念3着など重賞戦線で活躍。中京記念と同じ芝1600mでもG1朝日杯フューチュリティSで、後のマイルG1・3勝馬ジャンタルマンタルの2着に入った経験があります。

また7着に敗れた前走の安田記念は、道中で挟まれてポジションを下げる場面があってのもの。当時騎乗したM.デムーロ騎手(今回は坂井瑠星騎手)も「ゴチャつく形が好きな馬ではないですからね。向正面の不利が痛かったです」と力負けで無いことを強調していました。

リベンジを燃える今回は6月末から中京記念を目標に調整されており、初コンビを組む坂井瑠星騎手が騎乗した最終追いでは栗東坂路の自己ベストに0秒2差。前走の安田記念を1秒上回る4ハロン52秒7のタイムを持ったままマークしました。

オープン馬にしては稽古で目立つタイプでは無いだけに、馬なりで速い時計を出せるのはデキが良い証拠。トレーナーの誕生日に愛馬を最高の状態に仕上げて送り出す。ユニコーンSのカナルビーグルと同様、走りから目が離せません!