【新潟記念】秋の大一番を見据えたブレイディヴェーグが強者揃いの中距離重賞へ!

実績ある中距離重賞へ挑むブレイディヴェーグ

実績ある中距離重賞へ挑むブレイディヴェーグ


新潟記念
ブレイディヴェーグ
宮田敬介調教師

——前走の安田記念は4着でした。レース内容を振り返ってください。

宮田調教師(以下、宮):良い状態で臨めたと思います。ジョッキーもスタートを決めて、ムリなく流れに乗って上手に乗ってくれました。ラストで伸び負けたのは、タフな馬場だったり、本質的にマイル寄りの馬たちと比べるとスピードが劣った分かと思います。それでもトップクラスのマイラー相手に、あれだけの競馬をしてくれたのは立派だと思います。

——今回新潟記念を選択した意図は。

宮:秋の大一番から逆算してレース間隔を考え、中距離のここを選びました。今年から新潟記念がハンデ戦ではなくなったことも大きいですね。他馬の顔触れを見てもその影響を感じます。

——この中間の過ごし方を教えてください。

宮:前走後はノーザンファーム天栄へ放牧に出て、レースの4週前に帰厩しました。

——8/20(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

宮:マイル中心に使っての距離延長で折り合いが課題になるので、折り合いをつけながらゴールに向かって伸びていけるか確認したいと思っていました。道中でハミを噛みそうになるところはありましたが、ガマンできていましたし、最後も良い伸びを見せていました。

——前走時と比較して状態面はどのような印象をお持ちですか。

宮:やはり暑い時期になると硬さが出てくるので、調整の難しさを感じるところはあります。しっかりケアをしながら調整しています。

——デビュー戦以来の新潟参戦となりますが、改めて新潟芝2000mという舞台適性の見通しは。

宮:東京や新潟の芝2000mはピッタリだと思います。今回はマイル路線を歩んできた分、折り合い面に不安が残るのでその課題をしっかりクリアできるように取り組んでいます。

——レースへ向けて意気込みをお願いします。

宮:またここで良い結果を出すことができるように、しっかり仕上げて送り出してあげたいですね。