【紫苑S】若きコンビが逃げ切った!ケリフレッドアスクと西塚騎手が共に重賞初制覇!

開幕週で見事に逃げ切ったケリフレッドアスク

開幕週で見事に逃げ切ったケリフレッドアスク


9月7日(日)、4回中山2日目11Rで第10回紫苑ステークス(G2)(芝2000m)が行なわれ、西塚洸二騎手騎乗の7番人気・ケリフレッドアスク(牝3、栗東・藤原英厩舎)がスタートから単騎で逃げ、直線に入ってからも後続の猛追を振り切り優勝した。勝ちタイムは1:59.1(良)。

2着にはクビ差で2番人気・ジョスラン(牝3、美浦・鹿戸雄厩舎)、3着には1馬身差で4番人気・ダノンフェアレディ(牝3、栗東・橋口慎厩舎)が続いて入線した。 1番人気に支持されたリンクスティップ(牝3、栗東・西村厩舎)は8着に敗れた。

勝ったケリフレッドアスクは半兄に18年京王杯2歳Sを制したファンタジストを持つ血統。

1勝馬ながらも果敢に格上挑戦をし、見事重賞馬の称号を獲得した。

また、鞍上の西塚騎手はこの勝利で嬉しい重賞初制覇となった。

馬主は廣崎利洋氏、生産者は平取町の株式会社ASKSTUD

1着 ケリフレッドアスク(西塚洸二騎手)
「勝ててよかったです。先行力のある馬で、2000mは向いていると思っていました。今年の初めごろは幼さが目立っていましたが、レースを使って良化しているので、これからに期待したいです。

(自分自身)初めて重賞を勝てて嬉しいです。オーナーや調教師に感謝したいと思います。」

2着 ジョスラン(ルメール騎手)
「超スローペースというわけではありませんでしたが、動けなかったですね。良い脚だったけど、前が止まりませんでした」

3着 ダノンフェアレディ(戸崎圭太騎手)
「直線でスムーズにならずもったいない競馬でした。初めて乗りましたが、テンションが成長していて落ち着いていました。体重も増えて成長していると思います。前半はスムーズでしたが、外を回ったほうがよかったかもしれません。難しい競馬でした」

4着 キューティリップ(武藤雅騎手)
「ゲートに気をつけて、許容範囲のスタートを切ることが出来ました。初の2000mでも我慢が利いて、ラストの一伸びに繋がりました。気持ちのコンタクトが大事な馬ですね」

8着 リンクスティップ(北村友一騎手)
「結果論ですが、今日はハナをきった馬がそのまま逃げ切ったので、ぴったり後ろにくっついて行けば良かったと思います。3コーナーからはスムーズに行けませんでした。良い馬なんですけどね」

  • ケリフレッドアスク
  • (牝3、栗東・藤原英厩舎)
  • 父:ドゥラメンテ
  • 母:ディープインアスク
  • 母父:ディープインパクト
  • 通算成績:9戦2勝
  • 重賞勝利:
  • 25年紫苑S(G2)

ケリフレッドアスク

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。