【毎日王冠】秋の大一番へ向けた伝統の一戦、大きく育った者が美酒を浴びる!

3年連続の好走を狙う大型馬エルトンバローズ

3年連続の好走を狙う大型馬エルトンバローズ


アメリカのメジャーリーグはワールドシリーズ進出をかけたポストシーズン真っ只中。日本のプロ野球もまもなく日本シリーズ進出をかけたクライマックスシリーズが始まります。

日曜日の東京競馬場で行われる毎日王冠(G2、東京芝1800m)は、秋の天皇賞もしくはマイルチャンピオンシップの出走に繋がる一戦。

近年の傾向を見ていくと、大型馬の活躍が一際光ります。

▼毎日王冠で好走した500キロ以上の大型馬
24年
1着 シックスペンス(1人・502キロ)
2着 ホウオウビスケッツ(4人・502キロ)
3着 エルトンバローズ(5人・520キロ)

23年
1着 エルトンバローズ(4人・506キロ)
3着 シュネルマイスター(2人・500キロ)

22年
1着 サリオス(1人・534キロ)
3着 ダノンザキッド(4人・526キロ)

※直近3年のデータによる

21年は該当馬がいませんでしたが、20年は勝ったサリオスが538キロ、19年は2着のアエロリットが516キロで馬券圏内に入っており、それ以前に遡っても過去10年で500キロ以上の馬が馬券圏内に来なかったのは2016年のみ。500キロを超える馬が活躍しているのは間違いありません。本番とも言える秋の天皇賞においても、似たような傾向が出ています。

そうなると、狙いはもちろん、500キロを超える馬。現時点では当日の馬体重は分かりませんが、今年のメンバーで500キロを超えてきそうなのは、前走の中京記念で520キロ。過去2年も500キロを超えて一昨年1着、昨年3着と好走しているエルトンバローズ

前走は骨折明けの一戦で最後のひと伸びを欠いたものの、勝ち馬からコンマ4秒差に踏ん張ったのは地力の証。今回は久々を叩かれての上積みが見込めますし、春は怪我で戦列を離れていた主戦の西村淳也騎手が戻ってくるのも好材料。斤量の57キロもこの馬にとっては軽量と言えるもの。早々に反撃体制が整いました。

2年連続で好走している自身はもちろん、サリオス、ダノンキングリー、アエロリット、シュネルマイスターらリピーターが活躍するレースでもあり、必ず押さえておかねばいけない1頭です。

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