【アイルランドT】これは推せる!勝ち馬の9割が該当したデータに当てはまる穴馬候補

1800mの府中牝馬Sに続き連勝を狙うセキトバイースト

1800mの府中牝馬Sに続き連勝を狙うセキトバイースト


昨年まで府中牝馬Sの名前で施行されていたアイルランドトロフィー(G2、東京芝1800m)

今年からレース名は変わりますが、舞台と牝馬限定の条件は全く同じ。過去の傾向を参考にして妙味ある1頭をあぶり出していきましょう。

まず注目すべきは出走馬の「前走着順」です。

▼前走着順別成績(過去10年)
前走1着
[5-3-0-15] 勝率21.7% 複勝率34.8%
前走2着
[4-1-1-11] 勝率23.5% 複勝率35.3%
前走3着
[0-1-1-12] 勝率0.0% 複勝率14.3%
前走4着
[0-1-2- 5] 勝率0.0% 複勝率37.5%
前走5着
[0-1-0-12] 勝率0.0% 複勝率7.7%
前走6~9着
[1-3-4-30] 勝率2.6% 複勝率21.1%
前走10着~
[0-0-2-24] 勝率0.0% 複勝率7.7%

まさに明暗クッキリ。過去10年の勝ち馬のうち、9頭は前走で「連対」していた馬でした。

「前走着順のいい馬が好走しやすいのは当然だろう!」と感じる方もいらっしゃると思いますが、月曜に行われるスワンSは過去10年で7頭の勝ち馬が前走4着以下から巻き返して勝利しているように対照的。

古くから「牝馬は格より調子」という格言があるように、気性面が牡馬よりも繊細な牝馬は勢いに乗って連勝を飾ることが多々あります。このアイルランドトロフィー(旧府中牝馬S)もその傾向に一致しているといっていいでしょう。

とはいえ「前走連対馬」は該当馬も多く、全部買っていては儲かりません。今年も9頭が該当していて、ココから絞り込む必要があります。

「前走連対→旧府中牝馬Sで3着以内」に好走した14頭のうち、6番人気以下の穴馬は5頭。

その5頭全てが「前走で芝1800m」を走っていた、という共通点が浮かび上がりました!

1800mはJRAのG1レースが無い施行距離で、1600mは短く、2000mは長すぎる。そんなタイプが中間距離で本領発揮するケースが多く、リピーターホースが生まれやすい距離でもあります。

今年の出走馬の中で「前走芝1800mで連対」していたのはアンリーロードセキトバイーストの2頭。連対馬9頭からグッと絞り込むことができました!

特にアンリーロードは全4勝を芝1800mで挙げている生粋の1800マイスター。得意距離に加えて前走勝利で勢いに乗る今回は馬券妙味たっぷりの穴候補といえます!