【アイルランドT】秋に咲いた紫の華!ラヴァンダが重賞初制覇V

連勝の勢いそのままにタイトルを手にしたラヴァンダ

連勝の勢いそのままにタイトルを手にしたラヴァンダ


10月12日(日)、4回東京4日目11Rで第1回アイルランドT(G2)(芝1800m)が行なわれ、岩田望来騎手騎乗の4番人気・ラヴァンダ(牝4、栗東・中村厩舎)が道中中団の外目を追走。直線粘りこみを図る先行勢をゴール前でかわして優勝した。勝ちタイムは1:45.7(良)。

2着には半馬身差で6番人気・アンゴラブラック(牝4、美浦・尾関厩舎)、3着にはクビ差で5番人気・カナテープ(牝6、美浦・堀厩舎)が続いて入線した。 1番人気に支持されたボンドガール(牝4、美浦・手塚厩舎)は9着に敗れた。

勝ったラヴァンダは春に格上挑戦で臨んだ阪神牝馬S、府中牝馬Sでいずれも3着と好走。前走の仲秋Sを勝ち切ってオープン入りを果たすと、今回いきなり重賞タイトルを手にした。今後の更なる活躍に期待がかかる。

馬主は森永聡氏、生産者は新冠町の森永聡氏

1着 ラヴァンダ(岩田望来騎手)
「道中のリズムは良く、あとは伸びるだけと信じてました。今回は大外枠で、他に行く馬がいれば、その後ろに行くことを考えていて、そのプラン通りに出来ました。レースセンスがよく操縦性の高い馬です。この馬の走りができたらG1でも充分通用すると思います」

2着 アンゴラブラック(戸崎圭太騎手)
「この馬のレースが出来ました。内枠でロスなく運べたと思います。逃げた馬の後ろから運んで、しまいを伸ばす、いつもの競馬ができていた。力をつけて最後盛り返しましたが、外に1頭いましたね」

3着 カナテープ(佐々木大輔騎手)
「ゲートをうまく出て、しっかり前で壁を作りながら足を溜めることが出来ました。直線では、前2頭がたれてきそうだったので早めにパスしましたが、マックスまでギアを上げるのが早すぎました。結果論ですが、じわじわいけば良かったかもしれません」

7着 アドマイヤマツリ(武豊騎手)
「良いペースで行けた。枠的にハナにいくと思っていました。折り合いは良かったですが、最後100mで苦しくなった。体重が増えていたので、次は良くなると思います」

9着 ボンドガール(ルメール騎手)
「道中落ち着いて走れたし折り合いも良かったです。直線で、勝った馬の後ろくらいにつけたが直線伸びなかった。どうしてか分かりません」

  • ラヴァンダ
  • (牝4、栗東・中村厩舎)
  • 父:シルバーステート
  • 母:ゴッドパイレーツ
  • 母父:ベーカバド
  • 通算成績:16戦3勝
  • 重賞勝利
  • 25年アイルランドT(G2)

ラヴァンダ
ラヴァンダ

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