【菊花賞】重賞最強データ!波乱を生む“名門厩舎”が今年も仕掛ける!

驚異のまくりで昨年3着に入ったアドマイヤテラ

驚異のまくりで昨年3着に入ったアドマイヤテラ


注目重賞の傾向を各項目に分けて徹底深掘り!

今回は3歳牡馬による伝統の長距離決戦、菊花賞(G1、京都芝3000m)の重賞最強データを発表します!

▼京都芝2400m~3200m
【騎手1位】藤岡佑介 [4-2-0-8]
勝率28.6% 複勝率42.9%

【厩舎1位】友道康夫 [2-3-3-9]
勝率11.8% 複勝率47.1%

【血統1位】キズナ [9-5-9-40]
勝率14.3% 複勝率36.5%

※集計期間22年1/5~先週。参戦の人馬に限る
※データ母数の関係上、芝2400~3200m戦を対象

騎手部門1位は藤岡佑介騎手。少ない騎乗機会ながらも42.9%の複勝率を誇り、17年クリンチャー(10番人気2着)、08年フローテーション(15番人気2着)と、菊花賞でたびたび波乱を演出してきました。

夏の札幌で2連勝中のミラージュナイトとの3度目のコンビで、今回も激走に期待がかかります。

厩舎部門1位は、先週に続いて友道康夫調教師。昨年送り出したアドマイヤテラが3着に入るなど、管理馬の約半数が馬券圏内という相性の良さを誇ります。

今年もショウヘイライトトラックの2頭が出走予定。なかでもショウヘイはダービー3着、神戸新聞杯2着とハイレベルのレースでも安定した走りを見せており、最後の一冠へ挑みます。

血統部門1位はキズナ。同産駒には長距離戦線で活躍を続けたディープボンドや、今年の天皇賞・春で好走したショウナンラプンタなど、スタミナ豊富なステイヤータイプが多く見られます。

今回の出走予定はエリキングコーチェラバレーレッドバンデの3頭ですが、なかでも注目はやはりエリキング。右第1指骨の骨折明けもあり皐月賞は11着に敗れましたが、ダービーでは上がり最速の末脚を繰り出して5着。

さらに前走・神戸新聞杯では32.3秒という驚異的な末脚で優勝しており、最後のクラシック制覇へ向けて視界は良好です。