【天皇賞・秋】ピークの仕上がりで臨むホウオウビスケッツ。狙うは昨年の雪辱!

昨年は粘り腰で3着に入ったホウオウビスケッツ

昨年は粘り腰で3着に入ったホウオウビスケッツ


天皇賞・秋
ホウオウビスケッツ
奥村武調教師

——前走の毎日王冠は2着でした。レース内容を振り返ってください。

奥村武調教師(以下、奥):昨年よりも良い夏の過ごし方ができましたし、昨年2着にきたときと比較しても良い状態で臨めました。レース自体は、どうしても他馬から目標にされるタイプですからね。最後のひと押しがききませんでしたが、よく頑張って走ってくれたと思います。

——この中間の過ごし方を教えてください。

奥:在厩で3日間休ませて4日目から乗り出しましたが、疲労感もなくスムーズに立ち上げることができました。

——10/22(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

奥:今回の天皇賞秋は、状態も含めてこの馬の生涯のなかでもピークに近いと感じているので、緩めずに1週前もしっかりやりたいと思っていました。前走の毎日王冠の1週前追い切りは、ジョッキーとしてはまだ物足りなさを感じたようですが、今回は良い感触を掴んでくれました。

——前走時と比較して状態面はどのような印象をお持ちですか。

奥:前走を使っての上積みを感じますし、更に良くなっていると思います。

——昨年3着に続き2年連続での天皇賞秋参戦です。レースへ向けて意気込みをお願いします。

奥:東京ではどうしても最後の切れ味勝負で分の悪いところがありますが、この馬自身左回りでは最後まで諦めずにしっかり走ってくれます。今の状態の良さを生かして頑張ってもらいたいです。