【エリザベス女王杯】叩き2戦目で充実一途!アドマイヤマツリが課題を克服し牝馬の頂点へ!

春に逃したG1タイトルを再び狙うアドマイヤマツリ

春に逃したG1タイトルを再び狙うアドマイヤマツリ


エリザベス女王杯
アドマイヤマツリ
宮田敬介調教

——前走のアイルランドトロフィーは7着でした。レースを振り返ってください。

宮田調教師(以下、宮):年明けから結果を出して、最終的にはG1にも挑戦できて良い春シーズンでした。夏場は北海道で休ませて、体が大きくなっての秋初戦でした。内枠を引いたこともあって逃げる形になりましたが、前半に息が入らなかった分最後は止まってしまいました。

——この中間の過ごし方を教えてください。

宮:放牧に出さず美浦で調整して、レース2週前に栗東へ移動しました。

——11/6(木)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。

宮:坂井瑠星騎手が初騎乗なので感触を掴んでもらおうということと、夏頃から前進気勢が強くなってきているのでその辺りの確認をしてもらいたいと考えていました。坂井騎手からは「折り合い面に難しさは感じましたが、体力があって良い馬ですね」と報告を受けました。レースまでに馬のバランスを整えながら、折り合い面の課題克服に取り組んでいきます。

——前走時と比較して状態面はどのような印象をお持ちですか。

宮:良い意味で大きな変化は感じません。元々カイ食いが細くて実になりにくいタイプでしたが、この中間はカイ食いが旺盛で体力があり余っている感じです。

——京都初参戦です。京都芝2200という舞台適性への見通しは。

宮:元々春シーズンはここを大目標にしていましたが、夏を越して前進気勢が強くなってきたので「もしかしたらマイル寄りになるかな」と思っていました。ただ前走後にユタカさんが「京都の2200はピッタリじゃないかな」と話してくれましたし、上手く機動力を生かすができればと思っています。

——レースへ向けて意気込みをお願いします。

宮:秋2戦目で体調はすごく安定しています。前走でも折り合い面に難しさを見せていましたし、レースまでその課題克服に向けてしっかり調整していきます。応援のほどよろしくお願いいたします。