【マイルCS】長い雌伏を超えて…ガイアフォース、念願のG1戴冠なるか!?

まさに念願のG1チャンスを迎えたガイアフォース

まさに念願のG1チャンスを迎えたガイアフォース


今週は京都競馬場でマイルチャンピオンシップ(G1、京都芝1600m)が行われます。

今年の安田記念を制したジャンタルマンタル、ドバイターフでロマンチックウォリアーを撃破した昨年の覇者ソウルラッシュ、そしてヴィクトリアマイル馬アスコリピチェーノなど、まさに“秋のマイル王決定戦”にふさわしい豪華メンバーが揃いました。

そんな中で、今回その主役争いに名乗りを上げると見ているのがガイアフォースです。前走の富士Sでは、2kgの斤量差があったとはいえ、ジャンタルマンタルとソウルラッシュを2、3着に退けて快勝しました。

レースを振り返ると、道中2番手でレースを進め、最終直線に入ると競りかけてくるジャンタルマンタルを並ばせずに、1度詰まりかけた差を再び広げてゴールするという好内容。

9番人気で挑んだ前々走の安田記念では、前が壁になりながらも、上がり2位の差し脚で2着に好走。フロックではなく確かな実力があることを証明する一戦となりました。

そして注目すべきは、ソウルラッシュとの対戦成績。これまで5度対戦して先着を許したのは、昨年の安田記念の一度だけです。

▼ソウルラッシュとの対戦成績
●2025年富士S
ガイアフォース1着/ソウルラッシュ3着

●2025年安田記念
ガイアフォース2着/ソウルラッシュ3着

●2024年安田記念
ソウルラッシュ3着/ガイアフォース4着

●2023年安田記念
ガイアフォース4着/ソウルラッシュ9着

●2023年マイラーズC
ガイアフォース2着/ソウルラッシュ3着

初のマイル挑戦となった23年マイラーズCでも、すでにマイル戦線の上位常連だったソウルラッシュに先着。勝ったシュネルマイスターとはタイム差なしの2着で、この頃からG1級のポテンシャルを見せていたと言えるでしょう。

前走まで約3年間勝ち星が遠ざかっていたガイアフォースにとって、勢いに乗る今こそビッグタイトルを獲得する大チャンス。今週からCコースに替わったことで内枠も追い風になると見て、G1戴冠を期待します!