【朝日杯FS】日米ダートG1制覇!今もっとも熱い“覚醒の男”に「ドル箱」データ!

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今年はまさに飛躍の一年となった坂井瑠星騎手

今年はまさに飛躍の一年となった坂井瑠星騎手


今週は、2歳マイル王を決める朝日杯フューチュリティステークス(G1、阪神芝1600m)が開催されます。

来年のクラシックへと直結する重要な一戦で注目するのは、重賞馬アドマイヤクワッズに騎乗する坂井瑠星騎手。まずは、坂井騎手の阪神マイルでの成績をご覧ください。

▼坂井騎手の阪神マイル(過去5年)
[16-17-10-86]
勝率12.4%、複勝率33.3%
単勝回収率98%、複勝回収率81%


数字だけを見れば安定感は十分。ただ、これだけで積極的に買い切れるかと言われると、もうひと押し欲しい印象もあります。しかし、このデータに“条件”を加えた瞬間、「ドル箱」データになります。

それが2歳戦限定の阪神マイル成績です。

▼坂井騎手の2歳戦×阪神マイル(過去5年)
[6-9-1-26]
勝率14.3%、複勝率38.1%
単勝回収率174%、複勝回収率123%

勝率・複勝率が向上するだけでなく、単複ともに回収率100%超え。この数字が示す結論はただ一つ、「阪神マイルの2歳戦は坂井瑠星を黙って買え」まさにドル箱条件と呼ぶにふさわしいデータです。

さらに坂井騎手は、22年にドルチェモアで朝日杯FSを制覇。この大舞台を知り尽くしている点も、今回の大きな強みと言えるでしょう。

そして何より、坂井瑠星騎手にとって今年は“飛躍”の一年。海外ではフォーエバーヤングとのコンビで、日本馬2頭目のサウジカップ制覇。さらに、日本競馬史上初となる米ブリーダーズカップ・クラシック制覇という歴史的快挙も成し遂げました。

国内でもダブルハートボンドでチャンピオンズCを制し、牝馬では10年ぶり、史上2頭目の優勝。そして自身3連覇を達成。

心・技・体、すべてが一段上の領域へと突入した坂井騎手。アドマイヤクワッズと共に、2歳マイル王の座へ駆け上がることができるのか。競馬界の若きエースから、今週も目が離せません。