【3歳馬情報】大阪杯制覇クロワデュノールを追う全弟に注目!

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春G1が続く中、今週は牝馬クラシック初戦・桜花賞。頂点を懸けた大一番に注目が集まる。その裏で、条件戦にも未来を担う同世代の素質馬たちが出走。飛躍のきっかけを掴む一戦に挑む。今週も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が素質馬を紹介していこう。

◆4月11日

●山藤賞(1勝クラス・中山芝2000m)

チャリングクロス(牡、キタサンブラック×ライジングクロス、美浦・奥村武厩舎)
昨年のダービー馬クロワデュノールの全弟。2戦目で初勝利を挙げ、格上げ初戦の1勝クラスも3着と好走したが、前走のフリージア賞は5着と着順を落としてしまった。「良血馬らしい好馬体。気性的に子供で不器用な面もあるが、能力的にこのクラスで足踏みしてしまう器ではない」と記者の話。鞍上は横山武騎手の予定。

●未勝利・阪神芝2000m

コティノス(牡、サートゥルナーリア×ココファンタジア、栗東・須貝厩舎)
デビュー戦は逃げて4着。2戦目の大敗はレース序盤にバランスを崩し、その後は無理をしていないのでノーカウントの一戦。そして3戦目となる前走は、好位から進出して2着と初めて馬券に絡んでいる。追い切りの内容から、これくらいの結果は残せる馬。レースの形ができてきたので、今度も好戦可能だ。鞍上は西村淳騎手の予定。

●未勝利(牝馬限定)・中山芝2000m

ピエスユニーク(牝、エピファネイア×ジュエラー、美浦・手塚厩舎)
母は桜花賞馬。デビュー戦は7着に敗れたが、ブリンカーをつけた効果か2戦目で一変。内にモタれながらも、後方から追い込んで3着。「スラリとした品のあるシルエット。ただ稽古も競馬も、まだ本気を出していない。前走は後方から1頭だけ目立つ脚色で、持っている能力は高い」と記者の話。鞍上は戸崎騎手の予定。

◆4月12日

●1勝クラス・中山ダート1800m

サイモフェーン(牡、クリソベリル×セレナズヴォイス、美浦・高木厩舎)
勝ち上がりに5戦を要したが全て馬券圏内、そして近4走が1番人気に支持されたように評価の高い馬。勝った前走は、3着のパラダイスフェイムが次走を8馬身差の大楽勝。この結果から、格上げ初戦でも通用しそうな雰囲気だ。鞍上は横山武騎手の予定。

●1勝クラス・阪神芝1200m

ネメス(牡、Cairo Prince×A Lot of Fabric、栗東・坂口厩舎)
ダートで初勝利を挙げたが、格上げ初戦を6着に敗れると、デビューから5戦目となる前走で初めて芝(阪神芝1200m)のレースに出走。10秒台が3つ並んだハイペースにも戸惑うことなく、2着に入っている。2戦目の芝で更に前進だ。鞍上は北村友騎手の予定。

●未勝利・阪神芝1600m

ブランヴァンダイク(牡、エピファネイア×ブランノワール、栗東・辻野厩舎)
新馬戦は先行してクビ差2着と勝利目前。この結果から2戦目も期待されたが、初戦とは一転中団からの競馬になると、全く対応できず8着に終わっている。初戦の内容から、自分の競馬ができれば上位はねらえる。鞍上は鮫島駿騎手の予定。

バロッカネーラ(牝、キタサンブラック×レッチェバロック、栗東・池添厩舎)
昨年6月にはゲート試験を終えており早期デビューも見込めたが、膝の骨折が判明し、ここまでデビューが伸びてしまった。1週前の追い切りはCW6F83秒4-11秒1と、特に終いの時計が目立っている。「手先が軽くて芝向きのフットワーク。入厩後はそれほど調教本数をこなしているわけではないけど、無駄な脂肪はなくスッキリと見せている。仕上がりは早そうなタイプ」と記者の話。鞍上は西村淳騎手の予定。

パナテナイア(牝、サートゥルナーリア×リカビトス、栗東・吉岡厩舎)
母はデビューから3連勝し、愛知杯4着の実績がある馬。昨年の12月に入厩し、ゲート試験合格後に放牧。その後もじっくり調整を行い、先月の半ばにトレセンに帰厩。当レースでデビューとなりそうだ。3月28日の追い切りではCW6F81秒0-11秒4の好タイムをマークしている。鞍上は北村友騎手の予定。

◎2歳新規入厩

スノーウィスパー(牝、ニューイヤーズデイ×ブチコ、栗東・須貝厩舎)
母は4勝。姉ソダシ(桜花賞など)、ママコチャ(現7勝、スプリンターズSなど)

ダンスファンタジアの24(牡、エピファネイア×ダンスファンタジア、栗東・池江厩舎)
母は3勝(フェアリーSなど)、姉ヒップホップソウル(紫苑S2着)兄ダノンファスト(5勝)、祖母ダンスインザムード(桜花賞など)。セレクトセール1億2100万円(税込)

※現役馬の成績は4月3日現在