騎乗停止とリーディング争い

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現在、リーディング争いは岩田康誠騎手(33歳、栗東・フリー)と武豊騎手(38歳、栗東・フリー)が共に118勝。
3着数の差で僅かに岩田騎手がリードしている接戦状態。
武豊騎手は年始から騎乗停止と出端をくじかれ、その後も上手くリズムに乗れず、一時は岩田騎手との勝利数の差が最大で30以上にもなっていた。
それでも流石武豊。決して焦ることなく着実に勝利数を重ね、ここまで追い上げてきた。
7月にはJRA最多勝利記録2944勝を達成し、そして現在では3000勝まであと13勝と勢いもある。
騎乗停止中に追いつかれた岩田騎手も平常心ではいられなかっただろう。
しかし岩田騎手は月曜日から復帰。一方武豊騎手は10月6日から実効4日間(10月13日まで)の騎乗停止となっている。

ちなみに岩田騎手と武豊騎手の詳細は
岩田騎手:勝率17.8%・連対率30.1%
武豊騎手:勝率22.3%・連対率37.5%

岩田騎手にとっては8日は南部杯のために盛岡で騎乗となるので、13日からどれだけ差を広げることが出来るかがカギになってくるだろう。


リーディング争いが激化する一方、29日の中山1Rで落馬負傷し、左膝内側々副靱帯損傷と診断された柴田善臣騎手(41歳、美浦・フリー)が今週から3週間騎乗を見合わせることとなった。
復帰は天皇賞・秋の週、27日に復帰する見込み。お大事に。

30日の札幌12Rで小林徹弥騎手(33歳、栗東・フリー)が落馬し、第12胸椎圧迫骨折、左足関節外果骨折、肺挫傷と診断されたとの発表があった。
復帰の目途はまだ立っていないとの事。お大事に。