マルカプレジオなど《平林雅芳 次走注目3歳馬》

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トピックス

土曜京都1R
3歳未勝利・牝
ダ1800m

メーンテーブル(3着)(牝3、栗東・角居厩舎)
(ポイント)
直線の狭い中を、そんなに脚を使えないスペースでありながら、最後の最後に出てきてマイネマグノリアをかわしての3着。それもゲートで少し上に飛び出る様なスタートで中団の後ろめの位置。内々でコースロスを防ぎ、最後の直線まで辛抱させてきたもの。1.07.0と完全に上がりの勝負となった一戦だけに、まだほとんどの馬が4コーナー入口から直線半ばまで脚が残っている。それだけに隙間ができてくれない。じっとしている時間がかなり長かったと思える。
休み明け2戦めでもう上昇カーヴを描き出した。次走はもっとやれそうな内容を残していたものだ。

土曜京都6R
3歳新馬
芝外1800m

マルカプレジオ(2着)(牡3、栗東・鶴留厩舎)
(ポイント)
4コーナーまでは内めで脚をため、直線で先に抜けて出ていったトーセンレーヴの外へ並びかけて、一瞬でも優る脚色を見せたマルカプレジオのレースぶり。
むしろ印象度では圧倒的人気のトーセンレーヴを上回るものであった。福永Jにその言葉をかけたが《いやいや、相手は並ばれそうになったらもう一度伸びて行きましたからね。だいぶ強いですよ、向こうは~》と謙遜していたが、感触は悪くなかった模様。実際に、最後の2ハロンが11.4~11.4とトップスピードのところを肉薄していった切れ味は文句ないもの。次走が大いに楽しみとなるものであった。

日曜京都2R
3歳未勝利
ダ1800m

ディアヴァンドーム(1着)(牡3、栗東・昆厩舎)
(ポイント)
水曜の追い切りで、このディアヴァンドームと小倉1R出走のヒルノクラウドの調教を偶然に見ていたのだが、外のヒルノクラウドが持ったままでのゴール。逆に藤田Jが跨ったこのディアヴァンドームは、直線で追い通しでの頭差遅れ。完全に脚色で見劣るケイコであった。そのケイコで抜群の動きをしたヒルノクラウドが9着。ケイコの動きが悪く見えたこのディアヴァンドームが長い脚を使っての勝ち上がり。ケイコと実戦の違いをまざまざと知った例である。
勝ち時計も悪くない上に、向こう正面から外を回って進出しての勝利。まだ2戦のキャリアで、デビュー戦の芝での内容よりは完全にダートでの方がいい。まだ昇級しても通用と思えるものである。

日曜京都3R
3歳未勝利
ダ1400m

グランプリワイルド(2着)(牡3、栗東・中尾秀厩舎)
(ポイント)
3コーナーで、抜群の手応えで馬群の外めの好位にいたグランプリワイルド。4コーナーも余裕で直線に入ってきて、いよいよ勝利かと思えたものだが、マヤノクラウドにかなりな脚を使われてしまう。ゴール前ではトシザツンツンの急追に遭いながらもハナ差2着を守ったものだが、今までの28秒台の持ち時計からは大きく前進があったと思える。外々を回る枠順でもあり、終いが保たなくなったのだろう。一戦毎に馬体も絞れてきており、走りやすい体調となってきているのは確か。次走あたり、勝ち上がりのチャンスも来るものと思える。


平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。