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-アンタレスS-平林雅芳の目
2011/4/26(火)
日曜京都11R
アンタレスS(GⅢ)
ダ1800m
勝ちタイム1.48.1
勝ち馬:ゴルトブリッツ(牡4、栗東・吉田厩舎)
※ゴルトブリッツ、今年3連勝で重賞初制覇だ!!
やっぱりだった。昨暮れの東京大賞典で、4コーナーまで好位で頑張っていたゴルトブリッツ。あの時はまだ1000万下条件での身上での格上挑戦。そして年が明け条件戦からの再出発も、着差以上の力強さを見せていたもの。今回は2ヶ月ぶりの実戦だが、2番手と積極的な騎乗をしてのスパート。ワンダーアキュートも4コーナーで同じ様に外へは出さずに内から追撃をしたが、その差縮まらず。東京大賞典で1秒もつけられた差は本物だった。新しいスター候補がダート路線に出現した感じでもある。そして鞍上、田辺Jも初重賞制覇。昨今の騎乗ぶりは熟してきた感じでもあった。《おめでとう》である。
まずまずのスタートを決めたゴルトブリッツ。内からウォータクティクス、ピイラニハイウェイ、タガノジンガロと前へ出て行く。前の位置取りを確認していると、場内アナウンスが《久しぶりのフィールドルージュが落馬》と告げる。
逃げたウォータクティスがけっこうなペースで飛ばして行く。1コーナーでは、ゴルトブリッツは4番手で下げたピイラニハイウェイの外で落ち着く。ワンダーアキュートは、その直後でカーヴを回って行く。
向こう正面に入って、先頭からは等間隔で続く後続馬。2番手タガノジンガロで3番手がダイシンオレンジ。その後ろにピイラニハイウェイが続き、直後がゴルトブリッツ、バーディバーディと続き、さらにその後ろの内めにワンダーアキュートで、先頭から3馬身ぐらいのところに固まって続く状況だ。
3コーナーを過ぎて行くあたりでピッチはさらに上がる。ここらでピイラニハイウェイが内でややついて行けない感じとなる。代ってダイシンオレンジとゴルトブリッツが前へと少し順位を上げてきたが、ゴルトブリッツの手応えが抜群にいい。それをマークする様にワンダーアキュートも続く。
4コーナーのカーヴを、先頭ウォータクティクスが先頭で回って来た。2番手タガノジンガロとの間が空きそうだ。
直線に入って真っ直ぐな視界となった。先行した2頭の間がやっぱりパカっと開いてゴルトブリッツが出て来た。それを背後からワンダーアキュートもついて行く。1ハロンを過ぎて先頭に完全にゴルトブリッツが立ち、ワンダーアキュートが追い迫って行く。3番手はそこから少し離れたが、タガノジンガロとバーディバーディの追い合いとなった。僅かに外のバーディバーディが追いついて抜いて前に出た。
先頭は完全にゴルトブリッツ。結局、ワンダーアキュートを抜かせず押し切って、初重賞勝ちを達成した。
一番遅いラップで12.4。これは2コーナーに入って行くあたりのところだ。その後も12.3~12.2とけっこう流れていた。やはりダートは脚抜きのいいコンディションだけに、これぐらいは出る馬場の様子だ。そんな中でやっぱり勝ってきているタイムも中身も優秀だったゴルトブリッツが、勢いのまま先々のレースをしてワンダーアキュートの追撃をシャットアウト。目下の馬の調子と乗れている鞍上のタイミングとが上手くマッチングしての初重賞制覇となった。
東京大賞典の時には遥かかなたの前にスマートファルコンあたりがいたのだが、この馬自身もオヤッと思わせるものを見せていた。今回、この別定戦での結果を出したが、まだまだ上にはもっと強い馬がいる。ますますのパワーアップが望まれるところだが、まずは第一関門を突破といったた印象か。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
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