【新潟2歳S】前走以上!ジャスタウェイ53秒4!

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ハーツクライ産駒・ジャスタウェイ(牡2、栗東・須貝厩舎)が無敗の重賞制覇を目指す。
デビュー時は、試験こそ一発合格だったものの、ゲート練習に手こずったこともあってか、直前は4番人気。
しかし、レースは好位追走から直線でスパートをかけると、ラスト3Fは11.4-10.5-11.5の切れ味をみせて、一気に後続を突き放した。

その後は一連の疲れを癒すために放牧へ。帰厩後は8月中旬から坂路をを中心に調整をこなし、じっくりとここまで態勢が整えられてきた。
今朝、31日(水)の追い切りでは、福永祐一騎手が手綱をとって、小倉2歳Sで上位人気が予想されるマコトリヴァーサルと坂路で併せて、53.4-38.7-25.4-12.5を馬なりでマークした。

同馬を担当する榎本優也調教助手は「先週しっかりやっているので、今週はユーイチさんに感触を確かめてもらう程度にやりました。ユーイチさんも『サッとやっただけで思った以上の時計が出たし、前走時のような硬さもなくていい感じ。(新馬の時は)やっぱりゲート練習の疲れがあったんだろうね』というようなことを言っていました。状態については午後から獣医さんと改めてチェックしますが、今の時点では普段通りで問題ありません」と一連の調整には納得の様子。

また、そのデビュー戦に跨った福永祐一騎手も、あれだけのパフォーマンスをみせたパートナーに対して「これからもっと走れる馬ですよ」と、レース直後に更なる期待を口にしていたほど。この馬のポテンシャルの高さが窺い知れる。

新潟2歳Sといえば、昨年はクリーンエコロジーと共に挑んだ榎本助手だが、1番人気に推されるも10着に終わり、苦杯をなめたレース。
その後も、現準オープン馬のアスカトップレディがマーメイドSで1番人気に応えられず、厩舎にとっても、未だ重賞は未勝利に終わっているが、現2歳世代では7戦5勝の成績を残し、最も勝ち星を挙げている須貝尚介厩舎。
西の小倉2歳Sを含め、これまでの鬱憤を晴らすだけでなく、2歳重賞東西ジャックも大いに期待できそうだ。

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