【有馬記念】国民的レースの軸はここ!信頼すべきグランプリ常連ジョッキー

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やはり有馬記念でも好成績のC.ルメール騎手

やはり有馬記念でも好成績のC.ルメール騎手


今週はいよいよJRA最後の重賞、有馬記念(G1、中山芝2500m)が行われます。 年末の大トリを飾るこの一戦は、普段競馬を見ない方も参戦するほど注目度が高く、毎年他のG1を大きく上回る売り上げを記録する“国民的レース”です。

当然、高配当を狙いたいのは本音ですが、「有馬記念を当てた!」という達成感もまた格別。だからこそ、トリガミにならない馬券の組み立てが重要になってきます。

その軸として期待できる1頭が昨年の覇者レガレイラ。3歳牝馬という立場で64年ぶりの優勝を果たした昨年に続き、今年は牝馬として史上初となる連覇を懸けての参戦です。

今年の鞍上は、デビューから長くコンビを組んできたC.ルメール騎手。この秋には3週連続G1勝利を挙げ、25年リーディングジョッキーも視野に入る名手ですが、有馬記念でも抜群の成績を残してきました。

▼C.ルメール騎手の有馬記念成績
[3-5-2-8]
勝率16.7% 連対率44.4% 複勝率55.6%

●主な好走馬
23年2着スターズオンアース(7人気)
22年1着イクイノックス(1人気)
21年3着クロノジェネシス(2人気)
17年2着クイーンズリング(8人気)
05年1着ハーツクライ(4人気) など

そうそうたる名馬とコンビを組み、その半数を馬券圏内に導いてきた実績は、まさに“グランプリ請負人”と呼ぶにふさわしいものです。

特に牝馬では4頭中3頭を馬券内に導いており、23年のスターズオンアースは、大外枠の不利をスタート直後の積極策で打ち消し、7番人気ながら2着に好走。まさにルメール騎手の手腕が光った一戦と言えるでしょう。

連覇を目指すレガレイラとルメール騎手。普通に考えれば盤石のコンビですが、やはり気になるのは、レガレイラが課題とするスタートの部分。

ルメール騎手が鞍上だった昨年のダービーやエリザベス女王杯などでは、必ずと言っていいほど出遅れてしまい、速い上がりを記録するも掲示板がようやくといった不完全燃焼のレースが続いていました。

昨年の有馬記念では戸崎圭太騎手に替わり、やや遅れ気味のスタートながら、スムーズに好位を確保。これが勝因となりました。

今年のレースを見る限り、やはり依然としてスタートは課題ですが、前走はスムーズに出られていますし、枠順も3枠5番。昨年同様、無理なく好位を取れる条件は揃っています。

有馬記念常連の名手ルメール騎手と、さらに成長を遂げた女王レガレイラ。人気でも逆らう理由は少なく、ここは素直に信頼したい存在です。

今年の有馬記念、迷ったらこの軸から。レガレイラを中心に、納得のいく馬券を組み立ててみてはいかがでしょうか。