専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
今週も勝ち星量産態勢!
2016/4/8(金)
どうも!美浦の古川です。
先週4ヶ月ぶりの復帰となった北村宏司騎手だが、イキナリ2勝を上げた。その勝利の中には「四方山話」で取り上げた日曜中山6Rのミッキーグローリーもおり、イキナリの大活躍だ。今週の騎乗馬も勝ち星を量産しそうなラインナップで、土曜の「穴ズバッ」では中山12R・4歳以上1000万下の⑩ヘルツフロイントを取り上げる。
1000万クラスでも勝ち負けできる力はある馬だが、近走はムラのある成績で、⑩着惨敗の前走は「背中や腰に相当疲れがたまっていたみたい」と本来の走りではなかった様子。
この中間は放牧で立て直しを図り、ここ2戦と同条件の中山ダ2400m戦に向けて調整。久々でもデキは良さそうで、陣営が「リフレッシュ効果で、前走とはまるで違う」と言えば、帰厩後にも幾度となく稽古に跨がった北村宏も「力強い動きだし、気合い乗りも良い」と仕上がりの良さを感じ取っていた。
2走前には渋太く伸びて③着しており、本来の調子に戻ったとなれば一変しても不思議ではない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。