専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
福島が大フィーバー!?
2016/4/9(土)
どうも!美浦の古川です。
岩田康誠騎手や田中勝春騎手などのベテランに加え、人気ジョッキーの藤田菜七子騎手の遠征で日曜の福島競馬場は、桜花賞が行われる阪神競馬場に勝るとも劣らない大フィーバーとなりそうだ。
さて日曜の穴ズバッは、盛り上がり必至の福島から取り上げる。福島10R・花見山特別の⑥トミケンシェルフは、ここ2戦の小倉戦で連続③着で、特に前走は積極的な競馬を見せる好内容。陣営も「時計の出る馬場はこの馬に向かないが、最後までよく頑張っていた。小倉での競馬で馬が成長したと思う」と収穫のあった遠征だったことを強調している。
この中間は間隔を取って調整され、動きからも状態の良さが窺い知れる。陣営は「今回は勝っている条件だし、パサパサならばチャンスはある」と意気込んでおり、小回りの福島なら前進必至と言える。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。