専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
ダート替わりで一変だ!
2016/4/23(土)
どうも!美浦の古川です。
今週は3場で「ジョッキー不足」が関係者の間で言われているが、これは先週の相次ぐ落馬事故や騎乗停止処分によるもの。関東では北村宏司騎手・江田照男騎手などに加え、Tベリー騎手が香港で行われるクイーンエリザベス2世Cに騎乗するため日曜は不在となる。さらに、本日は柴田善臣騎手と藤田菜七子騎手が落馬により乗り替わりとなっている。
そんな非常事態の日曜東京だが「穴ズバッ」で挙げる情報馬は心配なし。東京1R・3歳未勝利の⑨ドゥスールは、福島で大敗した前走後はリフレッシュ放牧で立て直され、陣営も「休ませた事で体つきが良くなった」と休養前よりも明らかに上向き。さらに「稽古での反応も良いし、鉄砲が利くタイプ。血統面からもダート替わりはプラスで、今度こそ好勝負になる」と一変を期待している様子。
乗り替わりもウチパク(内田博幸騎手)なら問題なく、走りがスムーズな左回りならばイキナリから狙ってみたい一頭だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。