専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
ガラリ一変に期待!
2016/4/29(金)
どうも!美浦の古川です。
ゴールデンウィーク真っ只中に行われる今週の競馬開催。この時期、東京競馬場がある府中駅界隈は、地元の大國霊神社の「くらやみ祭り」と合わせて大勢の人が詰めかける。東京競馬場へお越しの際は府中を探索してみては。
さて土曜の「穴ズバッ」は東京6R・3歳500万下の③メジャースターダム(牡3、美浦・尾形厩舎)をオススメする。550キロを超える好馬体に加え、稽古でのパワフルな走りによりデビュー前から大きな期待を寄せられていた素質馬。しかし、気難しいところがあり、競馬ではなかなか実力を発揮できず、未勝利勝ち後の2戦も⑫⑨着と惨敗。
日頃から稽古をつけている助手も「稽古の動きはオープン級。なのに何で実戦で走らないのだろう」と首を傾げており、今回はブリンカーを着用して変わり身を目論んでいる。さらに今回は蛯名正義騎手に手を替えており「(蛯名なら)この馬の力を引き出してくれるはず」と期待を寄せている。
広い東京コースに替わるのはプラスであり、ブリンカー効果でマイペースに持ち込めればガラリ一変があっても驚けない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。