専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
ココを目標に勝負態勢!
2016/7/8(金)
どうも!美浦の古川です。
福島には小回りコースを得意にしている馬が待ちに待って出走しており、今月末からの新潟開催前に何としても結果を残したいという勝負馬を見つけ出すことが馬券で勝つための得策。
土曜「穴ズバッ」で取り上げる福島7R・3歳未勝利の⑫チタンクレバー(牝3・高橋文厩舎)も福島芝1200mのココを目標に調整してきた。前走後は脚部不安で放牧に出され、今回は4ヶ月ぶりのレース。帰厩後は入念に乗り込まれおり、脚元の不安もすでに解消している様子で、陣営は「この休養で馬が大人になり、コントロールがしやすくなった。小柄な牝馬なのでこの条件はピッタリだし、元々は能力のある馬なので初戦から期待している」と色気タップリ。
前走は荒れ馬場でバランスを崩して走っていたため⑮着に敗れたが、それまでは4回連続で②着している実力馬。開幕2週目の絶好の馬場コンディションならば、イキナリ未勝利脱出しても不思議ではない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。