専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
最後の福島はこの馬に賭ける!
2016/7/23(土)
どうも!美浦の古川です。
早いもので日曜が福島最終日。例年、夏の福島は蒸し暑く遠征も大変なのだが、最近涼しい日が続いており、福島開催が終わるという感じはあまりしない。そして、次週から新潟開催。梅雨も明けて暑い日が続くのは間違いなく、体力勝負の6週間となりそうである。
さて、日曜の「穴ズバッ」は福島8R・3歳上500万下のアイアムプレシャス(牝3、美浦・奥平雅厩舎)を狙う。叩き2戦目の前走はマイペースの逃げ。最後は後続に3馬身差をつけ余裕を持っての勝利から、500万に上がっても勝負になりそう。
陣営は「気性的に逃げた方が良いタイプだし、小回りの福島はピッタリ。他の馬を気にせずに思い切った競馬をして欲しい」と逃げ粘りを期待している。
先手を取りに行くにはもってこいの最内枠を引き、減量ジョッキーを起用しての斤量49キロとなれば狙わずにはいられない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。