専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
絶好の舞台で能力を発揮する!
2016/8/5(金)
どうも!美浦の古川です。
開幕したばかりの新潟の芝コースは万全のコンディション。広々として長い直線は、馬の実力が遺憾なく発揮できる舞台で、新馬戦には多くの期待馬がデビューする。今週の新馬戦で是非とも狙ってみたいのが、土曜5R・2歳新馬の⑯アウトライアーズ(牡2、美浦・小島茂厩舎)だ。
今年の3歳馬が産駒の初年度となったヴィクトワールピサは、様々なコース・距離で活躍馬を輩出。母は3勝を上げ、兄姉も活躍馬が多く、陣営としても期待が大きい素質馬である。
馬体の良さ、フットワークの素軽さが目立ち、厩舎も「折り合いがスムーズだし、反応も良い。現時点での完成度は高く、注文をつけるところがない」と高評価。また、稽古に跨がった田辺裕信騎手も好感触を持っており、持ち前の能力を発揮できれば初戦から好勝負になろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。