専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
この新馬で勝って気分良く札幌へ
2016/8/19(金)
どうも!美浦の古川です。
今週は札幌記念があるため、有力ジョッキーが日曜札幌に集結。夏競馬は新潟を主戦場にしている蛯名正義騎手もスーパームーンに騎乗のため、土曜新潟レース終了後に札幌へ向かう。その蛯名が期待する土曜新潟6R・2歳新馬ブライトンロック(牡2、美浦・田中清厩舎)を土曜「穴ズバッ」でオススメする。
稽古では気合いのこもった動きを連日披露し、1週前に騎乗した蛯名も能力の高さを感じ取っていた様子。また最終追い切りでは強めに追った併走馬を追走して0秒1先着しており、跨がった嘉藤貴行騎手は「とても良い動きをする馬。本番は蛯名さんが手綱を取るけど、自分が乗りたいくらい・・・」と本音をポツリ。そして厩舎も「なかなか良いものを持っているし、気性も前向きだから、初戦から期待している」と色気タップリ。
蛯名もこの馬で勝って、気持ちよく札幌入りする心積もりで、新馬勝ちへと導く手綱捌きに期待したい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。