専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
ダート替わりでガラリ一変!
2016/9/2(金)
どうも!美浦の古川です。
今週は新潟最終日であるとともに、夏競馬も最後。「週中は美浦トレセン→週末は地方遠征」という夏のキツいローテも来週から解消される。決してローカル開催が嫌いというわけではなく、どちらかというと新潟開催は相性が良い。新潟最終週もキッチリと馬券を獲って、ローカル開催を有終の美で飾りたい。
さて、土曜の「穴ズバッ」は新潟1R・2歳未勝利の⑤ラッキーアドバンス(牡2、美浦・勢司厩舎)を狙う。想定段階では土曜新潟2Rの芝2000m戦に登録があったが、ダート1800m戦のここに変更してきた。
デビュー戦は芝1800mで、スタートで出遅れると終始最後方で競馬。直線では良い脚を使って追い込んできたが⑤着が精一杯で、勝ち馬からは1秒以上も放されてしまった。それでも陣営は「初戦は遊びながら走っていたし、最後は走るところを見せてくれた。真面目に走ってくれれば勝負になっていい」と今後に期待を寄せている。
今回は鞍上の石橋脩騎手の進言でダートに使うことになり、一度使っての変わり身も期待できる。砂を被らずにもう少し積極的な競馬を見せればガラリ一変があっても不思議ではない。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。