専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
初戦こそが絶好の狙い目!
2016/9/23(金)
どうも!美浦の古川です。
札幌記念と北九州記念で同日重賞制覇した堀宣行厩舎は、先週も日曜中山10Rでワンツーフィニッシュを決めるなど絶好調。今週の中山でも勝ち負けになりそうな馬を揃えており、土曜「穴ズバッ」では中山11R・セプテンバーSの②サザナミ(牝4、美浦・堀厩舎)をオススメしたい。
前走は京王杯SCで⑪着と大きく負けたが、重賞初挑戦では仕方なく、久々の1400mの流れにも引っ掛かってしまったのも惨敗の要因。その後は放牧で立て直され、降級戦、適距離となる今回は改めて注目したい。陣営も「フックラとした好仕上がりで、状態も良い。小回りの芝1200mが一番向いていると思うし、すでに勝っている1600万クラスなら期待できる」と巻き返しを図っている。
小柄な牝馬とあって仕上がりも早く、休養明けは3戦3勝と鉄砲実績もあるとなれば、初戦こそが絶好の狙い目だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。