専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
メインレースで穴馬を狙い撃つ!
2016/10/1(土)
どうも!美浦の古川です。
『メインレースで穴馬を狙い撃つ』と言ってもスプリンターズSではない。阪神メインのポートアイランドSの③シベリアンスパーブ(牡7、美浦・手塚厩舎)である。
近走は良いところがなく惨敗続きで、前走の京成杯AHもブービー。しかし、この中間はひと叩きした効果で気配がグンと良くなり、厩舎も「使って良くなるタイプで、叩いて型通りに良化している。能力は足りると思うし、関東勢だからといって甘く見ていると・・・」と一発ムードを漂わせている。
さらに「右回りで直線に坂があるコースは合っている」と厩舎的には勝負の阪神遠征で、オープン特別のメンバーなら勝ち負けできるという算段。
また、シベリアンスパーブの馬主さん(藤田在子氏)は土曜中山メイン秋風Sで勝ったマルターズアポジー(牡4、美浦・堀井厩舎)(7番人気)と同じで、馬主席で「明日の阪神メインも楽しみですね」と声をかけると、藤田オーナーは「阪神までは行けないんですよ」と残念そうにしていた。
個人的には同オーナーの土日東西メイン制覇という青写真を勝手に描いており、単複馬券で狙い撃とうと思っている。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。