専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
この新馬戦は親子丼まであり得る!?
2016/11/5(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜にオススメしたアイスコールド(福島12R)は⑤着。東京競馬場のモニターを見ていた自分だが、歯ぎしりしながら見ていた(あんな後ろから行ったんでは届く訳がない……)。力のある馬だから次走も積極的に狙ってみたいと思っている……。
さてアイスコールドのリベンジは同じ厩舎の穴馬で!日曜東京4R・2歳新馬には2頭の手塚厩舎の馬が出走。紙上の印は④セイウンチャームに集まっているが、「穴ズバッ」で狙い撃つのは⑤グマナスティ(牝2、美浦・手塚厩舎)だ。
若馬にしては落ち着きがあり、稽古ではスピード感満点の走りが目を引く。今週の坂路では僚馬セイウンチャームと併せているが、陣営は「気持ちが入りすぎているセイウン(チャーム)に対して、コッチ(グマナスティ)はイイ感じ。除外で1週延びたけど、ひと追い毎に良くなっているし、今回の新馬戦はコッチかも」と密かに期待している。
時計は出していないが如何にも実戦タイプで、上手く流れに乗れれば手塚厩舎の“親子丼”まであり得そうだ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。