専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
G1の裏開催に出走する超穴馬!
2016/11/12(土)
どうも!美浦の古川です。
土曜の「穴ズバッ」で取り上げた東京8R⑥ウェルブレッド(牡4、美浦・加藤征厩舎)は出走取消。陣営も期待を込めて送り込んだのだが、スタートラインにも立つことができなかった形に……。
それでは気を取り直して日曜「穴ズバッ」をG1開催の裏開催の福島から超穴馬を取り上げる。福島8R・3歳上500万下⑧カリアティード(牝3、美浦・武井厩舎)は昇級後の近2走は大敗続きで、休み明けの前走も砂を被って嫌気を差し終始後方のままで⑬着。これでは紙上の印もスッコ抜けになっても仕方ないところだが、今回は狙い目である。
久々を使った事で、この中間の動きはガラリ一変。厩舎では「稽古ではこれまでになく終いの伸びが素晴らしく、際だった動き。以前に芝を使った時はスピードに乗って先行できていたので、この条件で大きく変わってもいい」と色気タップリ。
新馬戦③着しているように元々は素質馬で、当時の①②着馬はともに現在1000万クラス。その事からも500万ならもっとやれていいはず。近走着順や鞍上から人気は全くないが、今回は一発の匂いがプンプンする。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。