専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
ジャパンCの資金作りはこの穴馬で!
2016/11/26(土)
どうも!美浦の古川です。
木曜の東京競馬場は積雪で一面銀世界になったようだが、土曜の開催日にはコースにあった雪はなくなっていた。あの雪が週末だったら日曜のジャパンCも開催中止になっていたかも知れず、この異常気象は困ったもんだ。無事に開催となるジャパンCだが、単勝10倍以下が4頭もおり混戦模様。私のジャパンC予想は『メガ盛り新聞』でご確認を。
さて、ジャパンCの資金作りとしてオススメする日曜「穴ズバッ」は東京2R・2歳未勝利の⑧アビラウンケン(牡2・伊藤伸厩舎)。元々、土曜東京のダ1400mに登録していたが、優先出走権の関係で除外が濃厚と見るや、日曜のダ1600mに変更。陣営は東京ダートを試してみたかったようだ。
デビュー戦は芝のマイルでメンバー最速の上がりを使って③着。当時の②着フローレスマジックは2戦目で勝ち上がると、重賞アルテミスSに出走して②着した実力馬で、レベルの高かった一戦と言える。
2戦目の今回は骨折休養明けとなるが、順調に乗り込まれて初戦から力を出せる状態。陣営は「ひと追い毎に動きが良くなって、久々だけどいい感じで仕上がった。血統的にもダートは心配ないし、もう少し積極的に競馬をしてくれれば楽しみ」とイキナリからの構え。
休み明け、初ダート、鞍上と嫌われる要素が重なる今回こそ、馬券的には絶好の狙い目だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。