専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
狙い澄ましての中京遠征!
2017/1/13(金)
どうも!美浦の古川です。
2017年の「穴ズバッ」で片目を開ける(初勝利を挙げる)べくお伝えした日曜中山7Rのスケールアップ(牡4、美浦・清水英厩舎)(5番人気)は逃げ切りを図ったが、番手から抜け出した勝ち馬が7馬身差の圧勝。これは相手が悪かったと言え、4ヶ月ぶりの実戦だった事を考えれば②着は上々。馬券には獲ったものの、②着では物足りなく、今週はキッチリと勝てる馬を取り上げたいと思っている。
と言う事で、土曜「穴ズバッ」は開幕する中京を狙い澄まして出走してくる馬を取り上げる。中京6R・4歳上500万下の⑥タイセイプレシャス(セ5、美浦・池上弘厩舎)は前走も中京遠征でハナ差の②着。前残りの展開の中、メンバー最速の上がりで詰め寄った内容は秀逸だ。
今回はダートスタートの1200m戦で、厩舎は「前走は芝スタートでモタついたから、テンからダートになるのはプラス」と色気タップリ。距離短縮で流れが速くなるのは歓迎で、今度こそ差し切れるだろう。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。